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稲荷寿司弁当/朝の寒さで思い出したこと。

2019年04月10日 | 田舎生活の衣食住
 稲荷寿司(油揚げ)
 シメジの煮〆
 鶏とネギの辛味噌焼き
 厚焼き卵
 サルサ(タマネギ、ニンジン、黒豆、ウィンナー、ニンニク、トマト、唐辛子、コリアンダー)
 グリーンサラダ(セロリ、キャベツ)







 この油揚げ、ダメ。全くもって使い物にならず。触っただけで破れちゃう。ご飯を詰めようものなら、どんだけそーっと詰めても、ビリビリビリ。「なんじゃ、こりゃあ」。思わず、故・松田優作氏になっちまったよ。シメジも煮たし、いっそ「混ぜご飯」にしちまおうか。と、思ったくらいに悲惨だった。
 それを無理矢理整形して、ちょっと見には、「ほーら、稲荷寿司だよー」。まで持っていった。食べる時は、要箸使用だ。
 こういうの困るよね。物価高騰の折、価格保持のために品質を落とされたらさ。普段の弁当ならなんとかなるけど(ならんけどさ)、遠足とか運動会みたいな行事だと、取り返しがつかんものな。行事よろしく、模擬料理ってなわけにもいかんのよ。
 本当はね、ご飯を詰めた部分を裏返さずに、「軍艦巻き」みたいに、シメジをご飯の上に乗せようと思って一緒に煮たのさ。良いもん、シメジだけでも美味しいもん。
 2019年になり、すでに3回目か4回目の「稲荷寿司」。
 家で拵える時は、甘くしないで、出汁を濃い目にしているので(上品な味でこれはこれで美味しい)、糖質は然程でもないのだが、「稲荷寿司」はさ、本音を言えば、甘すぎるくらいの方が美味しいよね。
 そして珍しく鶏。素手で触らんように、菜箸と包丁で裁く。前にも書いたが、どっかの神社の神事の如し也。

 朝はまだ冷え込んでねえ、こちとら血流が悪いときているので、指先が冷たく痛いくらいでねえ。朝の水仕事は、結構辛い。ゴム手袋をすりゃあ良いのだろうが、どうも面倒っつちいのと、感覚が分からなくてなるのが嫌で、使わないのだ。まっ、これは体質だから仕方ないのだろうが、夏は酷い汗っかきで、冬は耳が霜焼けになるくらい寒がり。人より、損をしている気分が拭えず。
 こんな因果な体質にも関わらず、常夏の国やら極寒の国で過ごしたこともあったのだから、そりゃあ大変だったよ。バンコクじゃあ、出掛けると暑さに閉口。倒れそうになって、最寄りの交番に避難。冷房が効いているのでね。避難させてくれるかって? 道を尋ねる振りして入り込むのだよ。余りの暑さに、目的地まで辿り着けんことも多々有り。
 北京の冬は、重装備。腕が脇に付かないくらいの厚着。第1級寒所装備と自分で呼んでいるのだが、大き目で分厚いダウン(膝下まで丈がある)で過ごしたものだが、反面、室内は、市が供給している(勿論有料)家全体にお湯を通して温めるってな暖房で、暖かだった。これは良かった。
 むしろ中途半端な上海とかの冬場の方が、キツかったな。シャワーなんぞは震えながら(一応、換気扇が暖房装置併設)、暖房なんて効きゃしない。でまた、会社がケチで暖房を使わせてくれん。職場でもコートやら帽子、マフラー着用だったわい。ブランケットを腰に巻いている女性も何人かいたものだ。
 でね、自前の電気ストーブを持参した社員に、「会社の電気だから使うな」。だってさ。こういうの「ブラック会社」って言わなかったっけ(笑)?





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