2010年04月26日 モスクワ発
[汚れたクオータでサケマスは漁獲される]
モスクワの検察当局は、ロシア連邦漁業庁職員イゴル・バクリンを贈収賄の容疑で逮捕し、起訴にむけ取調べを開始した。
当局によると、バクリンは仲介者を通じ、太平洋サケマス流し網のオークション落札者船主から、約25万ドルの不正な金を受け取っていた。
この捜査の過程でバクリンは、3月26日、モスクワ市内のカフェ"Кофемания"(カフェマニア)においてРусские традиции (ルスキー トラデイツ :キャビア販売)社代表のアレクサンドル・ワシリエフの紹介で、極東の漁業会社、Пилон(ピロン)社、Командор(コマンドール)社、そしてШумшу(シュムシュ)社の代表に会っていたことがわかった。
会合で、去る3月31日ロシア連邦漁業庁において行われた、ロシア排他的経済水域のサケマス流し網漁業にかかるクオータのオークションに関して打ち合わせが行われ、オークション落札の利益を求められていることが、バクリンに伝わった。
当日のオークションで落札されたロットは、それぞれベニザケ、シロザケ、ギンザケ、マスノスケ、カラフトマスの5種のサケマスと、西ベーリング海、南北千島海域および4つの小海域(カラギン・ペトロパブロフスクコマンドール・カムチャツカクリール・北部オホーツク)で構成されており、スタートプライスは、760万ルーブルから1千100万ルーブルだった。
終了したオークションの落札者にこの3社が含まれており、ペトロフカ通り(*銀座のような繁華街)のレストラン"Аврора"(オーロラ)において第1回目に5万ドル、4月21日、2回目と最後としてオークション落札の引き換えに約9万ドルずつ引き渡された。
МВДにより、すぐにワシリエフは逮捕され、容疑が固まり、続いてバクリンも逮捕された。
[汚れたクオータでサケマスは漁獲される]
モスクワの検察当局は、ロシア連邦漁業庁職員イゴル・バクリンを贈収賄の容疑で逮捕し、起訴にむけ取調べを開始した。
当局によると、バクリンは仲介者を通じ、太平洋サケマス流し網のオークション落札者船主から、約25万ドルの不正な金を受け取っていた。
この捜査の過程でバクリンは、3月26日、モスクワ市内のカフェ"Кофемания"(カフェマニア)においてРусские традиции (ルスキー トラデイツ :キャビア販売)社代表のアレクサンドル・ワシリエフの紹介で、極東の漁業会社、Пилон(ピロン)社、Командор(コマンドール)社、そしてШумшу(シュムシュ)社の代表に会っていたことがわかった。
会合で、去る3月31日ロシア連邦漁業庁において行われた、ロシア排他的経済水域のサケマス流し網漁業にかかるクオータのオークションに関して打ち合わせが行われ、オークション落札の利益を求められていることが、バクリンに伝わった。
当日のオークションで落札されたロットは、それぞれベニザケ、シロザケ、ギンザケ、マスノスケ、カラフトマスの5種のサケマスと、西ベーリング海、南北千島海域および4つの小海域(カラギン・ペトロパブロフスクコマンドール・カムチャツカクリール・北部オホーツク)で構成されており、スタートプライスは、760万ルーブルから1千100万ルーブルだった。
終了したオークションの落札者にこの3社が含まれており、ペトロフカ通り(*銀座のような繁華街)のレストラン"Аврора"(オーロラ)において第1回目に5万ドル、4月21日、2回目と最後としてオークション落札の引き換えに約9万ドルずつ引き渡された。
МВДにより、すぐにワシリエフは逮捕され、容疑が固まり、続いてバクリンも逮捕された。