2011年06月02日 カムチャツカ発
[カニ密漁密輸船が船を浸水させ当局検査を阻止 沈没させる]
ロシアFSB北東管区国境警備局所属警備艇“Аргал”(アルガル)は、6月1日、0700頃、オホーツク海をパトロール中、不明な小型船を発見した。
“Аргал”は、不明船を呼び出し、停船を命令したが、これに応じず逃走を開始、3時間半以上の追跡の後、進路をふさぎ、ようやく停船をさせ乗船検査が可能状態となった。
当局職員が検査に入り、この不明船の船名は“Fenist”カンボジア籍(母港プノンペン)、乗組員はロシア人14名で構成されていることがわかった。
また、“Fenist”には循環式活魚水槽が設備されており、アブラガニ約4トン、ズワイガニ約6トンが発見されたが、これらの漁業活動を認める許可証は所持していなかった。
当局がさらに検査をすすめていたところ、突然、“Fenist”が沈み始め、検査チームと乗組員は“Аргал”へ転船、その後“Fenist”は沈没した。
この船長は、船を浸水、沈没させ、自船の乗組員と国境警備隊員の生命を危険にさらした。
また、“Аргал”は同海域で、ホンジュラス旗“Explorer”(母港サンロレンゾ)を発見、停船させ、検査したところ、乗組員はロシア人17名で水産物を所持していたが、やはり漁業活動を認める許可証は所持していなかった。
当局は、“Explorer”を拘束、“Fenist”の乗組員とともにペトロパブロフスクカムチャツキーへ連行した。
[カニ密漁密輸船が船を浸水させ当局検査を阻止 沈没させる]
ロシアFSB北東管区国境警備局所属警備艇“Аргал”(アルガル)は、6月1日、0700頃、オホーツク海をパトロール中、不明な小型船を発見した。
“Аргал”は、不明船を呼び出し、停船を命令したが、これに応じず逃走を開始、3時間半以上の追跡の後、進路をふさぎ、ようやく停船をさせ乗船検査が可能状態となった。
当局職員が検査に入り、この不明船の船名は“Fenist”カンボジア籍(母港プノンペン)、乗組員はロシア人14名で構成されていることがわかった。
また、“Fenist”には循環式活魚水槽が設備されており、アブラガニ約4トン、ズワイガニ約6トンが発見されたが、これらの漁業活動を認める許可証は所持していなかった。
当局がさらに検査をすすめていたところ、突然、“Fenist”が沈み始め、検査チームと乗組員は“Аргал”へ転船、その後“Fenist”は沈没した。
この船長は、船を浸水、沈没させ、自船の乗組員と国境警備隊員の生命を危険にさらした。
また、“Аргал”は同海域で、ホンジュラス旗“Explorer”(母港サンロレンゾ)を発見、停船させ、検査したところ、乗組員はロシア人17名で水産物を所持していたが、やはり漁業活動を認める許可証は所持していなかった。
当局は、“Explorer”を拘束、“Fenist”の乗組員とともにペトロパブロフスクカムチャツキーへ連行した。