2011年11月02日 サハリン発
[サハリン国境警備局が2隻のカンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は日本当局との情報交換により、10月25日と同月30日、2隻のカンボジアFOC船を拘束したと発表した。
これらはロシア排他的経済水域内で発見され、両船ともサハリン国境警備局の呼び出しに応じず、危険な航行を行い、日本の海域へ逃走を試みた。
この2隻のカンボジアFOC船の船名は“HONTO MARU”と“GINGA”で、当局の追跡を受け、日本の排他的経済水域で停船し検査を受け入れた。
“HONTO MARU”は違法に16トン以上の活カニ等を所持していたが、当局が、それらを生息地へ海中還元し、天然資源への損害1,350万ルーブル相当を未然に防いだ。
当局は“HONTO MARU”と“GINGAを拘束し、更に詳しい調査を行うこととした。
(以下参考過去情報 ”Гинга”銀河事件)
2011年02月08日 サハリン発
[サハリン国境警備局が2隻のカンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2月1週の終わりに、タタール海峡ロシア排他的経済水域で2隻のカンボジアFOC船を拘束したと発表した。
2月5日0840(サハリン時間)当局が”Прайд 7”(プライド7)を、チェックアウト検査した際、違法な、カニ漁獲のための餌、冷凍スケトウダラ800kg、同ニシン900kg、そして専用漁具400ケおよび活魚水槽が発見された。
また、2月6日0226(サハリン時間)、当局が”Гинга”(銀河)を停船させ検査したところ違法な冷凍スケトウダラ500kgとカニ専用漁具200ケが発見された。
”Гинга”にはロシア人乗組員8名と、リストにないインドネシア人2名が乗船していた。