ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

サハリンとクリールのサケマス漁獲量が9万5千トンに達する

2012-09-05 16:25:29 | 日記
2012年09月05日
サハリン発
[サハリンとクリールのサケマス漁獲量が9万5千トンに達する]
ロシア漁業庁サハリン・クリール地域漁業管理局は、今年2012年漁期開始から、昨日9月4日までのサハリンとクリールの太平洋サケマス漁獲量が、直近偶数年2010年同期の122%相当となる9万5,000トンとなり、極東全体では39万トンに達したと発表した。
カムチャツカ地方は、同様2010年同期の162%相当、9万6,000トン多い、25万トンを漁獲しサケマス操業をほぼ終了した。
他の地方では、ハバロフスク3万8,000トン、マガダンと沿海地方2,000トンとなっている。
ロシア流し網漁船は、2隻が南クリール海域で操業しているが、カムチャツカ地方は操業を完了し、8月29日から同月30日にかけて、カムチャツカ・クリールと北クリール海域を離れた。
ベニザケの海洋におけるモニタリングは終わり、カムチャツカ地方のすべての種の太平洋サケマスの操業はほぼ終了したことになる。
サハリン地方については、沿岸のカラフトマス操業をほぼ完了し、現在、シロザケ操業を行っている。
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ロシア漁業者のサンマ漁獲量が8,900トンとなる 日本漁船との競合が激化

2012-09-05 15:25:20 | 日記

2012年09月04日
サハリン発
[ロシアサンマ漁業 日本漁船との競合が激化]
ロシア漁船による南クリール海域でのサンマ漁業は、日本漁船との競合激化で、新たな魚群の探査を強いられているとサハリン海洋漁業研究所サフニロが報告した。
南クリール周辺ロシア排他的経済水域でサンマ操業を行っているロシア漁船の生産効率が、170隻から構成される日本漁船団の圧力で低下している。
ロシア漁船からの報告によると、日本の漁船団との競合で、船尾の照明器具を破壊されてしまう事故も発生している。
また、最も大きな問題は、日本漁船の光力の強い集魚灯により、ロシア漁船が魚群を失っていることだ。
このような状況から、ロシア漁船は別海域の新たな魚群の探査を強いられている。
日本漁船は、ロ日政府間合意に基づいて、南クリール海域でサンマ操業を行っている。

2012年09月04日
サハリン発
[ロシア漁業者のサンマ漁獲量が8,900トンとなる]
ロシア漁業者は、先週(2012年8月26日からの週)、色丹島東60マイルの海域と、マロクリリスク南40マイルの海域の2つの漁場でサンマ操業を行った。
漁獲されたサンマの体長は、体長が18-35cmまでで、平均は27-29cmとなっている。
また、ロシア漁船団は、2012年9月3日夜から同4日、択捉島の南の海域に新たな魚群を発見、500トン以上を漁獲した。
この漁獲物の体長は17-33cmまでで、平均は23-24cmだった。
ロシア漁業者の今年2012年漁期開始から9月4日までのサンマ漁獲量は、昨年2011年同期を20%以上上回る8,900トンとなった。
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