2015年04月14日
モスクワ発
[ラスで火災のオレグ・ナイデノフから油流出の可能性が高い]
2015年4月11日、カナリア諸島ラスパルマス港で火災を起こしたロシア船籍トロール漁船”Олег Найденов”(オレグ・ナイデノフ)について、外交筋の情報から、約1,500トンの油が流出している可能性が高いと報じられた。
72名を乗せた”Олег Найденов”の火災は、機関室から発火したものとみられている。
また、船舶は、相当なダメージを受け、修繕費は莫大なものと見積もられ、その価値は著しく低下していると伝えられた。
”Олег Найденов”の船主は、ムルマンスク”Феникс”(フェニックス)社。
”Олег Найденов”は、昨年2014年1月4日、アフリカ沖合において違法操業の容疑でセネガル軍によって拘束、ダカールへ連行され、交渉の結果、同23日、保釈金を払い解放された経緯にある。