ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

第13回ロシア国際漁業者会議本会議概要報告

2018-10-04 22:16:12 | 日記

2018年10月04日
北海道機船漁業協組合連合会 原口聖二
[第13回ロシア国際漁業者会議本会議概要報告]
2018年10月4日、ウラヂオストクにおいて第13回ロシア漁業者会議の本会議が開催された。
本会議のスピーカは、サハリン州知事から沿海地方知事代行となったコジェミャコ、ロシア上院立法委員会副議長アファナシェワ、ロシア漁業庁副長官サフチュウク、ロシア動植物衛生監督局副局長ヴラソフ、ロシア太平洋海洋漁業研究所チンロセンター所長バイタリュウク外が行い、モデレータを全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペ会長兼スケトウダラ漁業者会長ズベレフが務めた。
今回の会議のメインテーマは”漁業発展の新たな段階”だった。
会議の冒頭、ズベレフは、ロシアの漁業分野において、何を保護し、何をやり直す必要があるのかを判断するため、安定性と変化の割合を見つける必要があると語った。
(沿海地方知事代行コジェミャコ)
コジェミャコは、地域の漁業複合施設開発のための主な作業分野の優先事項として、・・・・・・・・・・問題を指摘し、・・・・・・・・・・・・・・の役割、機能の変化を促す見解を示した。
また、コジェミャコは、来年2019年1月1日、漁獲割当が更新され向こう15年間の配分が設定されるが、この手続き上、現行法では、・・・・・・・・・・・・・・が失効、同年末までの間、・・・・・・・・・・・・・になり、経済的ロスをなくし、・・・・・・・・・・・・・・の重要性を言及した。
さらに、・・・・・・・・・・海域における・・・・・・・・・・・の必要性を指摘した。
いまだに・・・・・・・・・・・・漁船による・・・・・・・・・・・しており、水棲生物資源を・・・・・・・・・・・するばかりでなく、・・・・・・・・・・・・する事例も発生していると言及した。
このほか、コジェミャコは、ロシア漁業者のための・・・・・・・・・・、漁港ターミナルの・・・・・・・・・・・・・の問題等を提起した。
(上院立法委員会副議長アファナシェワ)
アファナシェワはカニの漁獲割当の・・・・・・・・・・・・・問題について指摘した。
ロシアの漁獲割当が来年2019年に更新されるにあたり、過去の漁獲実績を考慮する”歴史的原則”が承認されているものの、他魚種と違い、カニについては、その対象割合、”投資クオータ”、“オークションによる配分”との整合性が問われてきた。
この問題について、アファナシェワは、・・・・・・・・・・・・・・しており、これを実行するための法令が必要で、現在、上院委員会でも検討している段階だと明らかにした。
しかし、一方で現在、さまざまな選択肢が検討されており、・・・・・・・・・・・・・・だと加えた。
(漁業庁副長官サフチュウク) 
サフチュウクは、来年2019年1月1日、漁獲割当が更新され向こう15年間の配分が、過去の漁獲実績に基づく歴史的原則に基づき固定され、これに“投資クオータ”が効果し、業界成長のベースが構築されることになると言及した。
今年2018年のロシアの漁業生産が500万トンに達するとの見込みを示し、今後3年-5年、・・・・・・・・・・・・と・・・・・・・・・・・・させる計画だと語った。
さらに、2030年までに現在の3倍に相当する年間60万トンの養殖生産を行う計画であり、この分野への外国人の投資を歓迎すると加えた。
(動植物衛生監督局副局長ヴラソフ・太平洋海洋漁業研究所チンロセンター所長バイタリュウク)
ヴラソフは、導入された電子衛生認証のメリットを説明し、バイタリュウクが、ロシアの資源の競争上の優位性について語り、研究機関とのより緊密な協力を求めた。
*報告担当者 原口聖二:本会議前日となる2018年10月3日、ウラヂオストク市内において、北海道機船漁業協同組合連合会とロシア極東カニ漁業者協会(会長ドウプリャコフ)は、IUU漁業防止等にかかる第6回目の会合を行った。今回、来年2019年以降のロシア漁業者によるカニの漁獲物製品の日本市場への供給体制に関する情報も交換された。

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