ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

フランス農業大臣が英国海域での漁業継続を要求

2019-07-27 22:00:57 | 日記

2019年07月27日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[フランス農業大臣が英国海域での漁業継続を要求]
英国与党・保守党党首選に勝利したBoris Johnsonは2019年7月24日、バッキンガム宮殿でエリザベス女王と会見、首相となった。
Boris Johnsonは、同年10月31日のEU離脱予定について、決定権は自分にあると言及、期日までの離脱について疑う人、悲観的な人は間違っていると加えた。
一方、フランスは、Boris Johnsonに対して英国海域におけるフランス漁船のための操業許可を続けるように警告している。
現在、英国の豊富な漁業水域は、一定の割当量を持つ他の加盟国に開放されているが、アクセスを閉じると、特にフランスが打撃を受けることになる一方、英国漁船もEU海域を失うことになる。
フランス農業大臣Didier Guillaumeは、英国産水産物製品がヨーロッパ大陸を市場としていることから、Boris Johnsonが、フランス漁船の英国海域での操業許可を禁止することがないよう対抗措置を準備すると警告した。
英国とフランスの漁業の間には、散発的に長年にわたりトラブルが起きている。
昨年2018年8月にはノレマンディー沖で”ホタテ戦争”が発生した。




(関連過去情報)

2019年05月28日 北海道機船漁業協同協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[英国の“合意なき離脱”に大打撃を受けるフランス水産業]
英国首相メイが2019年5月24日、自らの退陣を発表したことで、英国が合意なく欧州連合(EU)を離脱する可能性が高まった。
NHK(BS)“国際報道2019”はこれより先の2019年2月下旬、“「合意なき離脱」に懸念強めるフランスの水産業”と題し、フランス水産業が大きな打撃を受ける可能性をリポートした。
概要を再編集すると次のとおりとなる。
英国のEUからのいわゆる“合意なき離脱”をめぐり、EU各国の漁業が揺れている。
離脱によって、EUの国々の漁船は英国近海の共通の漁場から締め出されるという懸念が高まっている。
英国はかつてEUの前身、EECに加盟した際、英国近海の漁場で他の加盟国が漁業行うことを受け入れた。
ニシン、アジ、ヒラメ等、水棲生物資源が豊富で、ヨーロッパ屈指の漁場として知られていて、英国を含むEU各国が共通の漁場として利用してきた。
この漁場で生産される水産物は、北東大西洋でのEUの漁獲量のおよそ3分の1を占めている。
しかし英国が“合意なき離脱”をした場合、海域は英国EEZとなり、漁業権は英国1国のものとなる。
このため他国の漁船はここで操業ができなくなる可能性がある。
英国沿岸での漁業に依存してきたヨーロッパ大陸側の漁業関係者の間では、不安が広がっている。
フランスの漁業関係者は、もし“合意なき離脱”になると海峡が分断され、オランダ、ベルギー、そして自国フランスの漁業者がフランス側の海域で操業をすることになるが、自分たちが利用できる漁場は、ほんのわずかになると指摘した。
また、フランスの地元の漁業組合の幹部も危機感を強めている。
同組合の地域の漁船は、60%を英国沿岸で行っており、特に、トロール漁船については75%を依存していると説明した。その影響は水産加工業も直撃する。
漁港の周辺にある50の加工場には、ヨーロッパ各地から鮮魚が届き、水産物の取扱量は年間40万トンで、ヨーロッパ最大規模だが、その30%は英国からの輸入に頼ってきた。
“合意なき離脱”となれば、英国から輸入する魚に多額の関税がかかる上、検疫など煩雑な手続きが伴うようになる。
加工業組合の事務局長エムリック・シャンは、どうなるか全く見通しがつかない、英国からの輸入が多い所では影響は大きく、倒産する会社もあるかもしれないと語った。
フランスだけでなく、オランダやベルギーなど各国の漁船が締め出されれば、そうした船が他の限られた漁場に集中することになり、結果、漁船同士のトラブルや、資源の乱獲につながりかねないという懸念も出ている。
EU側の国々の漁獲量が、劇的に減るのは明らかだ。
これに対し、フランスやEUは、問題への当面の対応策として、2つの検討を行っている。
①離脱による漁業者の損害をEUの基金で支援すること、そして②今年2019年末までEU加盟国の沿岸での英国漁船の操業を認め、その代わりにEU各国の漁船が英国沿岸で操業することを認めてもらうことだ。
ただ、これは急激な変化を避けるための期間限定の措置に過ぎない上、英国側がこれを受け入れるかどうかも不透明となっている。
フランス政府も独自の対応策を検討しているが、基本的には、損害を一部補てんするという内容となっている。
また、EU側では、こうした対策で身構えつつ、英国とEUの協議、そして英国議会を見守る以外に打つ手がないようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Посольство России в КНДР / ПРЕСС-РЕЛИЗ ”СЯНХАЙЛИНЬ-8”

2019-07-27 07:12:56 | 日記

РОССИЙСКИЕ ДИПЛОМАТЫ ПРОВЕЛИ ВТОРУЮ ВСТРЕЧУ С ЭКИПАЖЕМ «СЯНХАЙЛИНЬ-8»

26 июля сотрудники консульского отдела и медпункта Посольства в очередной раз встретились с экипажем российского рыболовного траулера «Сянхайлинь-8», который 17 июля был задержан пограничниками КНДР.

Проведен медицинский осмотр экипажа. Состояние моряков оценивается как удовлетворительное. Им даны необходимые рекомендации по пребыванию в стране с тяжелыми климатическими условиями.

Отмечаем факт оптимистичного настроя россиян.

Корейская сторона поставила на судно десять тонн воды. С капитаном согласован список продуктов питания.

Южнокорейские моряки, разбирательство в отношении которых уже закончено, вернулись на судно.

Посольство продолжает работать с компетентными ведомствами КНДР с целью скорейшего завершения расследования и возвращения экипажа на родину.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする