2019年07月06日
カムチャツカ発
[カムチャツカ地方が産加工残滓の処理に取り組む]
カムチャツカ地方は、水産加工で発生する残滓の処理問題に取り組むワーキンググループを設置、第1回目の会合を開催した。
会合の議長は、カムチャツカ地方水産部長アンドレイ・ズデトフエトスキイ(Андрей Здетоветский)が務め、行政、衛生機関の代表者らが出席した。
近年、カムチャツカ地方では、一部で、サケマスの残滓を利用し、フィッシュミール、オイルを生産する近代化が開始されているが、自身の漁獲割当、漁業区を持たない小規模な企業では、残滓の保管、運搬等の負担を避け、違法な廃棄物の埋め立てが行われている。
今後、新たに水産物加工場を建設する場合、残滓処理の設備を義務付け、衛生機関が残滓の運搬検査を行うこと等が検討された。