ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

人に利用されなければ資源とは呼べない 日本海スケトウダラ 上向き資源は国家の利益に

2019-07-19 10:11:45 | 日記

2019年08月09日 日刊水産経済新聞

[上向き資源は国家の利益に]


2019年09月12日(またがり資源等情報)

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[北海道隣接ロシア海域スケトウダラ・マダラTAC期中見直し 更に日本海スケトウダラ上積みへ]

ロシア漁業庁は操業本部会議を今般開催、科学研究機関の勧告に基づき、資源の増加を背景として、北海道に隣接する日本海のスケトウダラ等のTACを期中見直しして更に上積みすることを承認した。

上積み数量と見直し後のTACは次のとおりとなる。

スケトウダラ(沿海地方海域:日本海)+4,500トン(2万3,000トン)

スケトウダラ(東サハリン海域)+1万8,800トン(14万4,800トン)

マダラ(南クリール海域)+2,500トン(9,500トン)

マダラ(西ベーリング海域)+2万トン(8万6,300トン)

この上積みにより北海道に隣接する日本海(沿海地方海域/西サハリン海域)の全体のTACは、2万5,000トンとなり、前年2018年当該TAC1万,2100トンの2倍以上となった。

なお、既報のとおり今年2019年第1四半期、日本海においてロシア沿海地方企業は、沖合沿岸トロール漁業で1万2,000トンのスケトウダラを生産している。

 

(関連過去情報)

 

2019年04月11日 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[北海道隣接日本海ロシア海域 第1四半期スケトウダラ1万2,000トンを漁獲 沖合沿岸漁業復活へ]

北海道に隣接する日本海においてロシア沿海地方企業は、今年2019年第1四半期、沖合沿岸トロール漁業で1万2,000トンのスケトウダラを生産した。

この生産の中核は、在沿海地方ロシア大手“Доброфлот”(ドブロフロート)グループが担った。

同グループ代表エフレモフは、当該操業の成功について、ソ連時代を思い出させる、沿海地方での沖合沿岸漁業の復活だと語った。

漁獲物は全て陸上の水産加工場に供給され冷凍製品化、雇用を創出し、地域経済に貢献した

低迷していた北海道に隣接する日本海のTACは、2016年(6,520トン)で底を打ち、資源回復傾向を根拠に、2017年、2018年と連続して増加、2018年11月には今年2019年のTACが1万6,000トンで一度決定された。

更に、最新の科学調査の分析に基づき、翌12月、沿海地方海域について当該資源のTACを更に3,300トン上積みし、日本海全体で、1万9,300トンとする見直し設定が行われた。

全ロシア海洋漁業研究所ヴニロは、2014年級群の豊度の高さを指摘しており、当該年級群の商業対象資源への大規模な加入を予想している。

 

2019年04月06日 北海道機船漁業協同組合連語会 原口聖二

[ロシア 北海道隣接日本海スケトウダラ資源調査 2014年級群 本格商業対象に]

全ロシア海洋漁業研究所ヴニロは、科学調査船”Владимир Сафонов”(ウラヂミル・サフォーノフ)により、北海道に隣接する日本海北西部のスケトウダラ等、商業対象資源調査の第1段階を完了した。

同研究所が発表した。

科学調査船”ウラヂミル・サフォーノフ”はピョトル大帝湾でプランクトンとスケトウダラの産卵強度に関するデータを収集した。

低迷していた北海道に隣接する日本海のTACは、2016年(6,520トン)で底を打ち、資源回復傾向を根拠に、2017年、2018年と連続して増加、2018年11月には今年2019年のTACが1万6,000トンで一度決定された。

しかし、最新の科学調査の分析に基づき、翌12月、沿海地方海域について当該資源のTACを更に3,300トン上積みし、日本海全体で、1万9,300トンを設定した。

ヴニロは、2014年級群の豊度の高さを指摘しており、当該年級群の商業対象資源への大規模な加入を予想している。

なお、科学調査船”ウラヂミル・サフォーノフ”は商業対象資源のバイオマスを算定するため、4月から5月にかけてトロール調査を行うことになる。

 

2019年05月08日 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[北海道隣接日本海ロシア海域スケトウダラTAC 更に増加へ]

前年比で大幅に増加した北海道に隣接する日本海ロシア海域(沿海地方海域・西サハリン海域)の今年2019年のTACが、当初設定から更に増加され、2万500トンになったことをロシア・スケトウダラ漁業者協会が明らかにした。

低迷していた北海道に隣接する日本海のスケトウダラのTACについては、2016年(6,520トン)で底を打ち、2017年、2018年と連続して増加、2018年11月には今年2019年のTACが1万6,000トンで一度決定されたが、直近の科学調査の分析に基づき、翌12月、沿海地方海域について当該資源のTACを3,300トン上積みし、日本海全体で、1万9,300トンが設定された。

今回、更に沿海地方海域について当該資源のTACを1,200トン上積み、日本海全体で、2万500トンが設定された。

全ロシア海洋漁業研究所ヴニロは、2014年級群の豊度の高さを指摘しており、当該年級群の商業対象資源への大規模な加入を予想している

 

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