朝7時前からベッドのキシム音で目が覚めていました。昨夜、親しくなったフランス人のイブと一緒にユースを出てヒッチハイクに初トライ。電車とバスを乗り継いで、途中、バスを乗り換える場所を間違い、結局、1時間程ロスして途中からは歩いてアウトバーンに行きました。
しかし車が止まってくれずに1時間程立ちっぱなし、やっと止まってくれたワーゲンが二人を乗せて、初ヒッチハイク成功。色々座席に物が、それを片づけて私のリュックは大きく重いでしたが、 スペースを確保して本当に親切でした。ただ後ろの座席で話すことも無く、眠くて仕方がなかったでした。
12時を少し過ぎてハンブルグに到着、地下鉄に乗って駅からかなりの距離をユース迄、歩きました。 ここ数日、色々あり動き過ぎたので、ユースでゆっくりすることにしました。始めて日本人が誰もいない平和な所でのんびりした一日でした。
翌日は比較的に早く目が覚めたのでしたが、考えられない7時過ぎに、殆どの人は起きていました。現在目覚まし無しで、4時過ぎに起ているのに、若かったのでした。ベットのカーテンを開けると友人になったイブが笑って手を振っていました。
人種も雑多でモロッコ人と一緒にパン、コーラで朝食を取り、イブと町に出て、立派な教会まで行きました。塔に登ると言うので仕方無く付き合いましたが料金を払った割には、スモッグで薄汚れた光景が見えただけでした。恥ずかしい事ですが沢山の日本人が落書きをしていました。
売春街で有名なレパーバンに行こうと思ったのですが道を誤ったのか、昼間なのか、さすがに閑散としていました。セックスインフォションなるものもありまして沢山のスットリップ小屋があり客引きが今なら3マルク夜は10マルク掛からと日本語で誘っていました。どれくらい歩いたかは分かりませんが、日本を出て、僅かなのに何故か懐かしのJALを見て中に入ると、私のような日本人ばかりなのか対応の悪さと無愛想なのでがっかりしました。
次の日、イブが起きるのを待ってからアウトバーンへ、彼の後に付いて行かないと道が分からないと言う情けない話でした。そこで彼と少し離れて立つと、スポーツカーが直ぐに止まってくれたので、イブには悪いと思いながらリューベックへ先に行きました。
英語が話なせず言葉が通じませんでしたが、親切にも駅まで送ってくれました。駅からユース迄は、その身なりで行く方向も一緒のカナダ人と行きました。明日は日曜日なので、もう少しで北欧の一角コペンハーゲンですが、今日はのんびりと洗濯にすることにしました。
翌朝は雨が降って嫌な一日でした。カナダ人との真面目な話にイブが入って来て天皇陛下を、ヒロヒトと何度も呼び捨てにするのにはいささか閉口しました。自身、ファーストネームで呼ばれ慣れてないせいで、その時は自分も馬鹿にされているとただ単に腹がたちました。(5時にUPしていたつもりでした。済みません。)
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