旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

784 やっと北欧の入り口へ・・・コペンハーゲン(次回更新予定 5月2日 第一土曜日)

2020-04-18 05:12:00 | 

 ユースの朝はめちゃめちゃ早く、私も江戸時代並みの朝6時30分には出発。駅まではバス、3キロ程歩いた後、合計20キロを3台の車と、良く短い距離を3台もタクシーのように乗せてくれました。途中で地図は落とし、ひどい状況に参りました。
 同行したイブは荷物に付けたフランス国旗のせいで車がつかまると、 勿論、私の荷物に付けた未だ珍しい日本の国旗が物を言ったと思うのですが、いらいらしました。
 そして老人の車が前に、親切にもコペンハーゲンのユース迄乗せてくれました。しかし満室、あちこち彼が電話してくれましたが、何処も一杯でした。 もうどうしようも無いとあきらめていたら、驚くことに彼が家に泊めてくれると言ったのでした。
 仕事があるのでここで待ってくれと、変な人だけれど他に手だてはないと待ちました。北欧の8時、マダマダ明るかったのですが未だ来ないので、あきらめてかけていたら、やっと来てくれました。ただ彼が女性っぽい優しさで少し危ない人と思っていました。(今と違い欧州は男色の人が多いと言う事が、思い過ごしでした。)
 翌日、町中から少し離れているので、バスで中心街に行きました。デンマークと言えば人魚姫、思ったより像は小さいかったのを覚えています。日本出てから20日が過ぎましたが、落ち着いて観光したのは始めてでした。戻ると、庭にテントを張るからそこで寝て欲しいと言われたのでした。私は屋根さえあればそれでいいと思ったのですが、イブがテントがいやだと言い始めて、結局リビングのソファーベッドに寝られる事となりました。
 自分を主張するのがフランス人気質だと感心しました。(彼だけかも知れない?フランスの人が読んでるはずが無いけど御免なさい)夕食は鶏肉を御馳走になり、とっても美味しくてもっと欲しかったけど何故か遠慮しました(京都人気質?)。そして直ぐ寝るつもりが夜遅くまで話しました。奥さんがとても優しい人で、幼稚園で働いて、又、福祉関係に詳しい事を知って私の勉強目的がかなえられるかも知れないと、取りあえずストックホルムに行って帰って来ようと思ったのでした。
 翌朝、息子さんが用意した朝食は簡単でしたが、美味しいパンで久々にたっぷり頂きました。そして、親切にもユースに電話をかけて問い合わせもしてくれました。そうこうしている間に昨日のおじさん(ここで老人から訂正)が起きて来ました。そして、親切にもユースに送ってくれました。奥様が欧州に行った目的をかなえてくれたのは後の事。

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