旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

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半世紀前の事....

523 幸せって...(毎週土曜日に更改しています)

2017-06-10 05:13:37 | ブログ
死が迫ると人は不安や恐怖に悩まされるのでなく、愛や幸福を感じる人が多い事をアメリカの研究で分かったという事です。何でも研究するのですね。

「幸せって何だっけ、しあわせって何だっけポン酢醤油 ...」 明石家さんまさんが歌ったCMソングで覚えている方も多いと思います。本当、幸せって何なんでしょう。今になってそんな事を思います。人生短いのに、思いださないと幸せな時を覚いださない。まだ、思い出せる幸せがあるだけましです。言い換えれば、常に幸せだったかも知れないです。一番印象的に覚えているのは、14才で金メダルをとって『今まで生きてきた中で…』岩崎恭子さんは本当に一番輝いた時でした。

 幼児を見ていて、自分の一番幸せな時はその頃だと思うようになりました。お腹が空いたら泣けばいい、気に入ったら笑えばいい、自分の思うようにならないなら泣くか唸ればいい、という時が一番幸せであるかも知れないです。でも残念ながら悲しいけれど、本人は覚えていないのです。ニュースで、その幸せも分からないままに、小さな子を殺すと言うのは心を痛め、何とも言いようが無いです。

 高齢者の幼児化は人によってあるものだな思います。今あった事を覚えていない、一人でいると不安になる。施設の入居者を見ると、それは楽しくやっている方もいます。しかし、ある日初めて自分がお漏らしをして呆然として、何が起こったか信じられない人。お年寄りに話す時は幼児に子供に話すようにしている方もいます。

 あの時は幸せだったのだなあ、そう考えたら今ある事に感謝、いっとき一刻が幸せな時であると思います。1日の終わり、今日も何事も無く生活を過ごせた事が一番のシアワセと思うのでした。日々平安な生活、これこそ今求めている幸せです ささやかな幸せ。生きていることに感謝、幸せを感じています。又、それを感じなくては淋しいです。

 「幸福な家庭は一様に幸福であるが、不幸な家庭は様々に不幸である。」トルストイ。

 PS.岩崎恭子さんは、その後、日本全国から注目されストーカーや嫌がらせの電話がたくさん来ることにより、「金メダルなんか取らなければ良かった」と思うようになったそうです。知らなかったです。その時その時は軽い気持ちで言っている事が言われている人間には死を選ぶ事も少なく無いと思います。私も高校時代にいじめる側にいた事をズーと済まないと思っています。
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