直木賞作家の東谷長吉さんは、不幸な人は不幸のまま生きれば良い。「苦しみの道」を歩み通すことで深まる人生の味もある。楽な道とは苦しみから逃れる道の事です。そこに希望はない。かえって迷いや落とし穴に落ちてしまう。楽な道に希望はない。東谷さんが、8年も住所不定の暮らしを送った末にたどりついた答えだと思います。彼は蓄膿症で、本を書いている間だけそれを忘れると言っています。
そうは言っても、楽しく楽して生きる方がいいですよね。私なら知らない内に死を迎えたいと思います。以前この場で話した、本当に狭い4人の相部屋に苦しみも無く、死を宣言された最後の1ヵ月を気楽に過ごした、同年輩のSMさんが無くなった様になるのが一番かもと思ってしまいます。
見舞いに行った時も、ただのん気に暇に平安に普通に過ごして、普段のように話していました。本人も元気にそう思ってましたが、本当にこの人が死ぬのかと思いました。暮も押し迫って、病院から正月を家で過ごす様にと言われ、家族がいないので何処で迎えるかと心配していました。その数日後に容態が急変して亡くなって、死後も他人が面倒を見たのでした。
多分、この項を読んでくれている人はそんな事は無いと思ういますが、死ねばゴミとなる、亡くなって見ると直ぐ忘れされると言うものも仕方ありません。
(余談、この市民病院で、救急車で運ばれた1人住まいの女性が退院の時、大雨で靴が無かったのでスリッパを借りようとしたら、借りも売ってもくれなく、タクシー乗り場まで裸足で歩いたのです。現在入院中の友人は術後直ぐ退院、家で余りお腹が痛むので、急患として行くと、お腹の中に汚れたガーゼが入っていたという病院です。)
天命を全うされた方や、そして、まだ若く40歳代と言う方が、思い志ざし半分もいかない内に、亡くなった方がおられました。この方は本当に残念だったと思います。学校の先生から市会議員をやって、私が勤めた当初は、元気で人あたりも良く、手弁当を持って選挙応援に行こうと思っていたのに苦しんで癌で亡くなったのでした。
その方の奥様に夜、騒音がうるさいと言う苦情について、たまたま、廊下で御本人に立ったまま話を聞いていただきました。それ程重病と知らずに、苦しさでそれどころで無いのに、その苦しさを出さずに、申し訳無く思っています。その2日後、亡くなりました。
亡くなられた後、(奥様が言って分ったのですが)瓶回収日に飲み屋かと思うほど、通常常識では考えられない数のウィスキィ-の角ビンがここ数カ月毎回捨てあって、ライターが何箱も異常に多く捨ててありました。その方のものと分って、苦しんでいた様子が分ったのでした。
人間いつの日か死ぬのは分ってますが、2人の死に方を見ても、天命、病気、事故、災害、自殺、殺人等、人それぞれの亡くなり方があるのだと思います。自分の年と変わらない、又、自分より若い人が死ぬ数が増えて来ても、それでも未だに実感が無いです。でも、まだまだ、頑張らなくてはいけないと思います。
そうは言っても、楽しく楽して生きる方がいいですよね。私なら知らない内に死を迎えたいと思います。以前この場で話した、本当に狭い4人の相部屋に苦しみも無く、死を宣言された最後の1ヵ月を気楽に過ごした、同年輩のSMさんが無くなった様になるのが一番かもと思ってしまいます。
見舞いに行った時も、ただのん気に暇に平安に普通に過ごして、普段のように話していました。本人も元気にそう思ってましたが、本当にこの人が死ぬのかと思いました。暮も押し迫って、病院から正月を家で過ごす様にと言われ、家族がいないので何処で迎えるかと心配していました。その数日後に容態が急変して亡くなって、死後も他人が面倒を見たのでした。
多分、この項を読んでくれている人はそんな事は無いと思ういますが、死ねばゴミとなる、亡くなって見ると直ぐ忘れされると言うものも仕方ありません。
(余談、この市民病院で、救急車で運ばれた1人住まいの女性が退院の時、大雨で靴が無かったのでスリッパを借りようとしたら、借りも売ってもくれなく、タクシー乗り場まで裸足で歩いたのです。現在入院中の友人は術後直ぐ退院、家で余りお腹が痛むので、急患として行くと、お腹の中に汚れたガーゼが入っていたという病院です。)
天命を全うされた方や、そして、まだ若く40歳代と言う方が、思い志ざし半分もいかない内に、亡くなった方がおられました。この方は本当に残念だったと思います。学校の先生から市会議員をやって、私が勤めた当初は、元気で人あたりも良く、手弁当を持って選挙応援に行こうと思っていたのに苦しんで癌で亡くなったのでした。
その方の奥様に夜、騒音がうるさいと言う苦情について、たまたま、廊下で御本人に立ったまま話を聞いていただきました。それ程重病と知らずに、苦しさでそれどころで無いのに、その苦しさを出さずに、申し訳無く思っています。その2日後、亡くなりました。
亡くなられた後、(奥様が言って分ったのですが)瓶回収日に飲み屋かと思うほど、通常常識では考えられない数のウィスキィ-の角ビンがここ数カ月毎回捨てあって、ライターが何箱も異常に多く捨ててありました。その方のものと分って、苦しんでいた様子が分ったのでした。
人間いつの日か死ぬのは分ってますが、2人の死に方を見ても、天命、病気、事故、災害、自殺、殺人等、人それぞれの亡くなり方があるのだと思います。自分の年と変わらない、又、自分より若い人が死ぬ数が増えて来ても、それでも未だに実感が無いです。でも、まだまだ、頑張らなくてはいけないと思います。
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