たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

俺VS動物園 第16節 夜の徳山動物園編

2017年04月08日 08時21分43秒 | クマと動物たち
うわっ、まじか・・・


徳山動物園では毎年「春の夜間開園」と題して夜間、園内の桜をライトアップし、夜の動物と共に楽しむイベントがあります。
今年は3/31、4/1、4/7、4/8の4日間です。
この間、20時まで開園しているので、夜行性の動物で普段は寝ている動物達の動く姿も見る事ができます。

というわけで3月31日、仕事帰り・・・というか仕事帰りに合わせて嫁に拾ってもらい、徳山に向かいます。

18時過ぎに動物園到着です。


午前中の雨の影響もあり、お客さんは疎らです。


ええっ、予想どおり、
桜も開花してません。




それでも普段見られない、ニホンアナグマ、アライグマの動き回る姿が見られて、結構楽しいものです。

そんな中・・・

こんな掲示が・・・



パラグアイカイマン(=ワニ)の「ガブリくん」が老衰で亡くなっていました。
ガブリくんは徳山動物園に来て43年。
恐らく自分が初めて徳山動物園に来た当初から居たであろう、最古参です。
いつも水槽の中で固まっており、動いたところを一度も見たことがありません。
しかし、何度か前を通っている間に向きが変わってたりしてたので、

「あっ、生きてる・・・」

と、安心しておりました。
この日は、展示室にいないし水槽に水がないな・・・
と、思ってたら、こんな感じに張り紙があったわけです。



ガブリくん、長い間ありがとう!!



この日は、たぶん夜でしか見られない「ムササビ」のスポットガイドもあります。
ムササビを見たことはさすがにないので、ワクワクしながら待ってます。

が・・・
「有る」というのは聞いてますが、「何時から」というのがどこにも書いてません。
超適当な勘で19時15分に行ってみると、ジャストタイミングです。

↑巣穴から顔だけ出してる・・・



この時期のムササビさんは餌をガッつかないので、結構地味です。
カワイイ姿を撮りたいのですが、いかんせん暗いので、結構難しいです。

お客様の中には懐中電灯を持参し、入り口でもらえる、赤いセロファンを付けて観察しておられる方もおられます。

う~~~ん、明日、リベンジ!!

スマホのカメラとライトでは、太刀打ちできず、この日はこれで撤収です。



4月1日(土)
この日も、ガブリくんのために花を買って徳山動物園に向かいます。


ええっ、「時間切れ再試合」みたいなものです。


この日は小型の懐中電灯を持参(正確には100円ショップで購入)します。
到着は15時で、嫁を降ろした後は市内で買い物をし、夕方、合流する予定です。
16時過ぎに嫁からLINEで連絡が・・・



アムールトラのウラルさんが亡くなったと・・・




うわっ、マジかっ


ちょうど、花屋の前だったので、急遽、お花を購入し動物園に向かいます。
徳山動物園のトラはアムールトラです。

生息数も激減し、結構、貴重なトラなんです。
一昨年、お父さんの「ケンくん」、お母さんの「ウラルさん」の間に3頭の子供ができ、「周くん」「南ちゃん」「市ちゃん」と命名されまし。
(3頭合わせて周南市ってノリね)


この内、南ちゃんは昨年、とくしま動物園にお嫁入りし、今では超セレブ級の待遇で過ごしております。
残る4頭も元気に過ごしていたのですが、最近、ウラルさんが出てこないなっと思ってた矢先のことです。

実は3月18日に久しぶりに徳山動物園を訪れた際、ウラルさんが周くん、市ちゃんと共に出て、隣の檻のケンくんと4頭揃った写真を撮ることができました。


夕方には飼育員さんに甘える姿を見てたので、残念でなりません。

早速、献花台にお花をお供えしておきます。


残されたトラたちも、お母さんが亡くなったのを気づいているのでしょうか?
ケンお父さんは情緒不安定だし、子供達も落ち着きがありません。




トラファンの間でも人気の「美トラ」だったウラルさん。
たまたま訪れて亡くなったのを見たお客様もビックリしておられました。


さて、時間は19時
昨日の経験からそろそろムササビが巣箱から現れる頃です。
今回は準備万端、意地でも写真に納める気満々です。
スマホですけど・・・

今日は報道の方も来ておられ、土曜日ということでお客様も100名程来られてます。
ISOをMAXにして一眼で挑む報道陣とiphone+100均ライトで挑む俺・・・
しかし、所詮100均ライトは弱々しく、結果は惨敗です。


今日は脱力感一杯で、力無く帰宅・・・
ですが、嫁は明日も行く気満々です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする