たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

俺VS動物園 2018長野遠征編vol.6

2018年08月31日 17時21分26秒 | クマと動物たち
ジョンレノンの軽井沢と
村上春樹のライオン



8月14日(火)
今日は小諸市動物園に行きます。



・・・嫁は



小諸市動物園は長野県でもっとも早くからできた歴史有る動物園です。
目玉は・・・
そう、ライオン

小諸市動物園には雌のライオン「ナナ」さんがいます。
このライオンは作家の村上春樹氏が愛したライオンとして知られております。
確か「寂しい思いをしたときは、ナナちゃんのことを思い出します。1頭でいるライオンは寂しいことなんだろうなと思いますが、でも、とても優しい目をしているんです・・」と綴っていたような・・・

前回、小諸市動物園を訪れた際も、普通の(?)動物園マニアとはちょっと違う雰囲気の方をライオン舎の前で見かけたのですが、多分、あっちの方面の方でしょう。

それにしてもだ・・・
ノーベル文学賞の発表の時期になると、どこからか沸き出てくる「ハルキスト」
24時間テレビ放送前後に現れる「マラソン応援隊」同様、一部のファンの「あなたも一緒に村上春樹を応援しよう!!」的な、押しつけがましい笑顔がちょっと鼻につきます。


それはどうでもよいとして、嫁は今日も朝から小諸動物園に張り付きます。
私は9時から14時で、浅間山に登ろうかと計画を練っていましたが、今日も午後から雨模様です。
今は晴れてはいますが、雨のリスクは山ならなおさら高まりますし、しかも浅間山は火山活動中なのでリスクはさらに大きくなり、諦めて別のプランを考えます。

早朝から考えたのは
①日本一標高の高い駅に行く
②ジョンレノンが通っていた軽井沢のカフェに行く
③アウトレットモールでお買い物


12日に電車の旅を満喫したので①は無いな。
③は金の無い奴が行っても何もおもしろくない・・・

ということで②で行くこととします。


長野ICから高速で小諸ICまで走り、予定どおり9時ちょい前に小諸市動物園前に到着し、嫁を下ろします。
そのまま車で30分程、東に走れば、なんとなくセレブの避暑地(?)軽井沢です。

まずは、軽井沢に行くなら是非行ってみたかった場所「軽井沢 千住博美術館」へ向かいます。
千住 博は現代画家で最も好きな作家です。
その代表作が一同に揃っている美術館を、是非一度、見てみたいということで、最初に向かうこととします。
幸い、最大目標であるカフェ「離山房」の近くで、軽井沢市街地から少し離れているので、渋滞も大したことはありません。

駐車場にも余裕で入庫し、入館料の1200円を払って館内へ。


モダンな建物内に、見たかった作品(一部、版画や模造品)が並びます。
特に滝の水が落ちる場面を描いた「ウォーターホール」に虹色のライトを当てる演出をした部屋は、ず~~~っと座っててもいいぐらい圧巻です。



といいつつ、1時間ちょっとで退館です(笑)。




次はいよいよジョンレノンが通ってたというカフェ「離山房(りざんぼう)」へ向かいます。
別にビートルズの熱狂的なファンって訳でもないんですが、近くにそんなカフェがあると、つい行ってみたくなる訳です。

千住博美術館を右に出て、すぐ左に曲がるのは地図を見て確認済みなのですが、ナビはなぜか大回りを勧めてきます。
まぁ、ナビに従いつつ走ること10分で離山房に到着です。


ネットを見ればジョンレノンはこの店のベリージュースがお気に入りだったとのことですが、おとなしく「今日のコーヒー」と「レアチーズケーキ」のセットにしておきます。



ええっ、今日の昼食代1,500円が吹き飛びましたが、それはそれで「良し」とします。
ちなみにジョンレノンとオノヨウコの座ってた席は、庭の東家(あずまや)だそうです。

コメント
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