唐突に質問です・・・
動物園に行って、
展示場に動物が見当たらないときって
どおしてます??
ええっ、普通の来園者は必至こいて「探す」んです。
一方、動物園クラスタは「出てくるまで待つ」んですよ。
どこかに隠れているんですよ、きっと。
逆に、どこかに隠れるところがあるような、そんな展示場が「いい展示場」なんですよ。
例えば、草むらに隠れてて耳の先が見えたとか、気配だけ感じるとか、そんな施設が好きなのですよ。
そんな楽しみを教えてくれたのが、よこはま動物園ズーラシアのホンドキツネ、コウシロウくんです。
ネットでも「#コウちゃんチャレンジ」というネーミングで、訪れたときに会えるかどうかとか、ある意味会えると幸せになる都市伝説的な動物と展示施設です。
ちなみに俺は遭遇率66%と、割と多いと自負しております。
2/3回なんですけどね・・・
そんなコウシロウくんが先日亡くなりました。
お別れは、高齢なのでいつか来るとは理解しているのですが、理解と納得が同義とは限りません。
要は「わかっちゃいるけど、悲しいもんは悲しいんだ」ということです。
ところで、知っている園の動物が亡くなる感覚っていうのは、遠方の友達が亡くなるのと感覚が似ています。
園の中には混乱や批判を恐れ、情報を開示しないとこもあるのですが、友達亡くなったことを知らされないと「友達と思っていたのに・・・」という感覚も加わって、より、悲しみが増します。
俺たちとしては、友達を世話してくれた園関係者、特に飼育員さんと悲しみを分かち合いたい、感謝したいだけなんですけどね。
コウシロウくんの死因はまだ公表されておりませんが、そんなに若くもありませんので老衰か年齢に伴う何らかの病気かと思われます。
正直、あんなに飼育員、園関係者、そしてファンの方々から愛されたホンドキツネはいないと思います。
ホントだったらお花の一つでも送りたいのですが、言っても2回しか会えなかった俺としてはあんまり出しゃばらず、地元のファンの皆さんに思いを託したいと思います。
コウシロウくん、
長い間ありがとう
お疲れさまでした。