今年の
プッシュ型動物園支援
12月となり気温も一気に下がり、動物たちには厳しい季節がやってきます。
熱帯・温帯域に住む動物たちの寒さ対策については各動物園とも取り組んでおられますが、ご高齢の動物が多くなっている昨今、対策が後手にまわっている事例も見受けられる訳です。
理由としては、園のマンパワーだったり、予算だったり、施設の老朽化だったり、様々ではあるのですが、それぞれ如何ともし難い事情もある訳です。
そこで、我が家では近隣の園館を中心に、実状的に困っていそうな動物たちを選定し、お節介承知で必要と思われる品をプレゼントする「プッシュ型動物園支援プログラム」を行っています。
昨年度は、徳山動物園のチンパンジーのキンコさんへ、毛布をプレゼントしています。
で、今年は、同じく徳山動物園のツキノワグマ、ヨウタくんへウッドチップのプレゼントを行いたいと思います。
ご高齢のヨウタくんの展示場には、寒さ対策とショック軽減のためにコンクリート床の一部にウッドチップが敷いています。
しかし、設置から期間もたっており、徐々に量が少なくなってきており、ヨウタくんもそこら辺のウッドチップをかき集めてその上に座っている光景を幾度か見受けられています。
そこでだ・・・
鑑賞用のウッドチップ(ドッグランにも使われているやつ)を50L(一袋)プレゼントすることとします。
もちろん、園担当者には予め話を通していますよ。
12月初旬にAmazonで発注し、8日(金)に到着したことから、翌日9日に園に持参します。
どおやらその日の夕方、担当者により設置して頂いたみたいで、園公式の「X」で報告いただきました。
大変、ありがたいことです。
ところで・・・
「動物園あるある」と言えなくもないのですが、よく某園の「〇〇が寒がっている」とか、「かわいそう」とか、中には換毛期で毛が抜ける時期を知らず、「毛が無い。何とかしろ」とか、クレーマー的に園の批判をしている方が「X」を中心におられます。
さらには現地を確認することなく、「お気持ち一杯」でそのポストに「いいね」や賛同のコメントを書く方々もおり、電話やメールでの問い合わせをする方もいるようです。
これでは園も対応に手間と時間を費やすだけ。
実際に対処したくてもできないという状況に陥ってしまいます。
正に無駄な作業。
いや、もはやテロと言って過言ではありません。
ええっ、俺の一番嫌いな奴等です。
金も出さぬヤツが文句言うな
そういえば、検索しても当たらなかったので確認はできていませんが、今回のヨウタくんのウッドチップの件も「X」にクレームまがいのポストが有るや無しや・・・
まぁ、今後も「文句言う前に金を出す」という精神で、
できる範囲でお手伝いを楽しんでいこうと思います。