動物写真家に!!
俺はなるっ!!
的な・・・
動物園で動物写真を撮っていて、最大の敵はというと・・・
檻、柵、ネット、ガラス
and so on
要は動物が逃げ出さないように、またはお客様が飼育している動物により怪我等をされないようにしている物すべて
ことごとく、邪魔です!!
さらには最近、環境エンリッチメントと称して展示場に設置された人工物も
正直、邪魔です。
私にとって動物園での撮影と言えば、手軽に安価で、かつ専門的な機材を用いなくても自然に近い状況の動物写真を撮ることが最大の目的となっているため、檻の中を暇そうに寝ている動物の姿を見ても、今ひとつ「燃えない」というか触手が動きません。
確かに生息環境展示のときわ動物園などでは、機材と天候によっては「人工物0」の写真が撮れる(※1)のですが、こちらもそろそろネタ切れっぽくなっています。
注:※1 ナマケモノは無理です。室内展示なので、アップを外すとどうしても背景に人工物(っていうか、部屋)が写ります。
なら「自然の動物を撮ればいい」
と言うことになるんですが、これはこれで結構ハードルが高いのです。
そこでだ・・・
「ガイドツアーなどで観られる動物を撮りに行く」事を思いつきました。
ありきたりの動物を狙っても芸がないので、撮影のテーマとなるのは主に「天然記念物などに指定されているちょっとレアな哺乳類」です。
まずはリストアップ
「哺乳類」の「特別天然記念物」をググってみたところ
カモシカ、カワウソ、イリオモテヤマネコ、アマミノクロウサギ
この内「絶滅宣言」が出されたカワウソを除けば3種類
さらに「天然記念物」では・・・
アブラコウモリ(西湖蝙蝠穴およびコウモリ:山梨県)、日本犬(秋田犬、甲斐犬、紀州犬、越の犬(1971年絶滅)、柴犬、土佐犬、北海道犬)、ウサギコウモリ(岩泉湧窟及びコウモリ:岩手県)、西湖蝙蝠穴およびコウモリ:山梨県、見島ウシ:山口県萩市、ウマ(岬馬およびその繁殖地:宮崎県串間市)、オガサワラオオコウモリ、キクガシラコウモリ、岩泉湧窟及びコウモリ:岩手県、クビワオオコウモリ、エラブオオコウモリ(亜種指定)、ダイトウオオコウモリ(亜種指定)、コキクガシラコウモリ(岩泉湧窟及びコウモリ:岩手県・西湖蝙蝠穴およびコウモリ:山梨県)、ケナガネズミ、ジュゴン、スナメリ(スナメリクジラ廻游海面:広島県)、タヌキ(向島タヌキ生息地:山口県防府市)、ツシマテン、ツシマヤマネコ、テングコウモリ(岩泉湧窟及びコウモリ:岩手県)、トゲネズミ、オキナワトゲネズミ、アマミトゲネズミ、トクノシマトゲネズミ、ニホンカモシカ(笠堀のカモシカ生息地:新潟県)、ニホンザル(下北半島のサルおよびサル生息北限地:青森県・高崎山のサル生息地:大分県・箕面山のサル生息地:大阪府・臥牛山のサル生息地(岡山県・高宕山のサル生息地:千葉県・幸嶋サル生息地:宮崎県)ニホンジカ(ケラマジカおよびその生息地:沖縄県座間味村)、奈良のシカ、モモジロコウモリ(岩泉湧窟およびコウモリ:岩手県)、ヤマネ(種指定)、ユビナガコウモリ(大吼谷蝙蝠洞:山口県下関市)、群集(龍河洞:高知県香美市・小型コウモリ類が生息)・・・
えっっと・・・
哺乳類だけどコウモリ、イヌ、ウシ、ウマ、ネズミ(含むヤマネ)は止めておこうか・・・
高崎山のサル、ケラマジカ、奈良のシカは制覇済みなので削除します。
そもそもサル、いるか??
近所にいるし、さして何処で見ても変わらんだろうと言うことで、まとめてパス。
特別天然記念物とかぶるニホンカモシカ(笠堀のカモシカ生息地:新潟県)もパス。
あと、海(ジュゴンとスナメリ)も・・・
ということで
向島のタヌキ、ツシマテン、ツシマヤマネコ を加えます。
よって全6種類
ニホンカモシカ
イリオモテヤマネコ
アマミノクロウサギ
向島のタヌキ
ツシマテン
ツシマヤマネコ
とりあえず
難易度の低い順から行ってみたいと思い、検討したところ、向島のタヌキが最寄りです。
向島って、家から30分だし楽勝!!
と思っていましたが、ネットで調べてみたら最近で撮影されたのが2013年、その前が1996年だそうです。
いきなり、ハードルがめっちゃ上がります。
追伸:
どの種もそうですが、例え撮影に成功しても、大々的な公表はしません。
ブログでそっと公表するだけですので、悪しからず!!