考察
それは釣りの一番楽しい時間
6月21日(金)の釣行を踏まえて、再度ロジックの整理を行ってみます。
ええっ、常に反省と考察、そして対策を重ねることで、完璧な釣果を望みたいのです。
題して「美しい遊漁」
を目指す
まず、反省から
1 オバマリグ用のリール、ギヤ比、低いんじゃね?
俺の使っているカウンター付きイカメタル両軸リールは、ダイワ製 「紅牙X IC」というモデルです。
もともと、タイラバ用でギヤ比が4.9:1で、巻き上げがかったるいです。
もう少しギヤ比の高い(=高速で巻き取れる)リールが望ましいのです。
2 オモリグ用スピニングロッド、ちょっと長すぎんじゃね?
オモリグ用スピニングロッドは昨年、ノリと勢いで購入です。
6.6フィート~7.5フィートまで、各社まちまちのラインナップの中、中間ぐらいの6.10フィートのものを購入しています。
これがちょっと・・・
ほんのちょっとだけ長すぎるのです。
ええっ、5㎝~10㎝
わずかな差だと思われがちですが、船の上から投げるオモリグは取り回しが命で、自分にはほんの2インチ、長いのです。
6.8フィート・・・できれば6.6フィートでもいいのですが、そんなショートロッドでバットパワーがあり、かつ、穂先の感度がいい竿があれば、言うことはありません。
次にオモリグに関する探求です
オモリグとは、一言でいえば中錘式のエギングです。
特に誰に教わったと言う訳ではないのですが、同船者の見よう見まねでここまでやってきています。
ここで、思い描いている「俺の中錘道」を整理します。
まず、イカは光の外(=暗がり)にいます。
イカが正の走行性を示す(=光に寄って来る)のは事実ですが、集魚灯が炊かれると光が当たる外側、もしくは船陰の暗いところに潜み、光に寄って来る小魚等を狙う訳です。
一説には強い光は苦手だとか・・・
参考にしたのはこちら
つまりオモリグは光の外を狙う釣りで、オバマリグは船影を狙う釣法と言えます。
もっと具体的に言うと、集魚灯は水深と共に薄くなるのですが、光の届く範囲を避けるため、ぶん投げて光の届く範囲の外をカーブフォールさせるイメージです。
また、ある程度流れているほうが釣りやすいというか、エギのなじみがいいので当たりが撮りやすくなります。
次に、そもそもイカ釣りはスッテなりエギを
「止めたときに食ってくる」
釣りです。
しゃくってアクションをさせ、止めたときに抱きつき、当たりを捉えて合わせる。
もしくは次のしゃくりで掛けるかです。
俺はオバマリグから入ったので後者のイメージが強かったのですが、今回の釣行というかロッドをラグゼに替えたからなのか、止めているときの当たりが明確に分かるようになり、積極的に掛け(合わせ)に行っています。
その影響か、カンナ(=針)がイカの口元(目の間)に係るのが多くなっています。
足先に係るのは小さな前あたりを取ってるように言われますが、何となくがっちりボディーに掛かる方がバレづらいし、「してやったり感」が強いです。
最後にリーダーとシンカー
これが何というか奥深い!
リーダーの長さ、太さ、材質・・・
まだ結論には至っていませんが、おおよそ以下のとおりです
1 リーダーの太さは釣果にあまり関係なく4号、5号ぐらいでいいが、それ以下なら張りがなく絡みます。
とりあえず素材はフロロカーボンでよいかと。
2 リーダー長さはまだまだデータ不足です。極めれば「沼」となること必須で、それまで概ね1mと1.5mの2つを使い分けることにします。
3 シンカーは軽いに越したことはないですが、潮次第なので20号~35号が必要と感じます。
皆さん蛍光のシンカーを使っていますが、あの意味がいまだにわかりません。
が、とりあえず市販の蛍光シンカーを使っておきます。
4 最後にシンカーをつなぐスナップですが、何やっても1日1個はスナップが外れてシンカーをロストする。
おそらく「ワンピッチジャーク」が原因であることから、防止するには「スプリットリング直結」がベストと感じます。
5 エギのカラーローテーション
エギのカラーについては「あんなもん人の好みじゃ」と思っていたのですが、どおやら有意な当たり外れがあるようです。
まずそれを見つけるために、初めの1時間はいろんな色をとっかえひっかえして投げまくります。
そして有意の上位5個ぐらいを「今日の当たり」とし3杯ぐらい釣ったら交換して、当たりを持続させる方がサスティナブルな釣果を生む。
今回は『フラッシュブースト』のリアル系2種、『モンローエギ夜炊きチューン』の「黒」と「青」、『出雲デスフォール』の「ニンジン(緑オレンジ)」で1軍を形成します。
※ニンジンちゃんは殉職のため、他のエギを撮影に用いています。
特にフラッシュブーストのリアル系2種、モンローエギ夜炊きチューンの「黒」は超秀逸で、釣果を延ばすことができます。
今後の対応等々
リールについては約4年前から対応を検討していたのですが、今年度中に安くてもいいので、
1 カウンター付き右ハンドル
2 ギヤ比7.0:1以上(1回転70㎝以上巻上げ可)
3 メーカーは問わず
の購入を検討したいと思います。
オモリグ用スピニングロッドについてはとりあえず保留。
はい、予算不足です。
オモリグ関係はもう少しデータがそろわないと、効率的な釣具構成が組めないので、再度、現行システムで試してみようかと思います。