たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

東京のお食事事情(vol.1)

2015年09月24日 19時18分10秒 | 旅行
ラーメン二郎
それは、恐ろしいところやった・・・



9月16,17日は東京出張でした。
まぁ、ネタもそこそこあるんですが、今回は「食」のみご紹介

今回、出張先は三田。
JR田町駅から歩いて10分ほどの所です。
13時半から会議が開始なので、2便で上京しそのまま田町まで行き、駅前で食事をして会場に向かえば、ちょうど良いわけです。

前々日の夜
どこか美味しげな店ないかな~と探してたら、見つけました


ラーメン二郎三田本店


「あの」恐怖のラーメン屋、泣く子も黙る、ラーメン二郎の総本山です。

なぜ恐れられているか?というと、おおよそ以下の通り

1 その量が半端ないです
 麺は極太、トッピングはキャベツともやし、そしてチャーシュー
 メニューは「ラーメン」「ぶた入りラーメン」「ぶたWラーメン」のみで、それぞれ「小」と「大」があります。
 が・・・小と言っても普通の「大」位余裕であります・・・はい

2 味が濃い
 背脂が乗っているので、味は濃いです。
 背脂って、良くざるに入れて「ジャッジャッ」と砕いて入れるやないですか。
でも二郎 はそのまま・・・塊で入ってきます。

3 無料トッピング
 豚肉の量は選べますが、その豚肉の大きさも半端ないです。
さらに無料で野菜(キャベツ&モヤシ)、ニンニクを追加できます。
 ご存じだとは思いますが、その量も半端ないです。

4 コールとルール
 ラーメン二郎には独特のルールがあります。
まずは並んで食券を買うのですが、席に着く前に店員さんから「食券見せて下さい」と言われます。
 これは極太麺なので茹でる時間がかかることから何玉かまとめて茹でるための工夫です。
 席に着くとしばらくして「ニンニク入れますか?」と聞かれます。
 このタイミングで「コール」と言われるトッピングを注文します。
 例えば、「野菜、ニンニク増しで」とか「野菜、脂」とか・・・
 このコールっていうのが敷居が高いらしく、尻込みする方が多いようです。
 ちなみにニンニクは刻みニンニクで、「お昼からちょっと・・・」とか思われますが、どうせ店内店内に入ると、ニンニクと脂でええ加減臭いが付きますので、入れても入れなくても関係ないような気がします。
 また、ルールとしては
・席に座ると食券をカウンターの上に置く
・食べ終わると、自分で食器をカウンターの上に置き、卓上を布巾で拭いて出る。


・・・位かな






で、ラーメン二郎三田本店に到着したのは12時ちょっと過ぎ。



既に・・・というか予想どおり8名の方が並んでおります。
最後列に並び、中の様子を観察しつつシミュレーション

量・・・やっぱすげーな!! 小にしておこ

味・・・濃いそうだけど、何とか行ける感じ

トッピング・・・この時のために朝食少なめ。いきなり「野菜もり」行くぜ

一昨日、ネットで勉強した「コール」もバッチシ!!
ちなみに参考にしたのはコレ(己さま、ありがとう!!)

並び始めて20分程、あと4人待ちの所で、いよいよ食券購入です。
「初心者はまずラーメンから」

とも考えましたが、


心の何処かで


「ブタ、行っとけ・・・」


と、悪魔のささやきが聞こえ、「ぶた入りラーメン小」 (=通称「小ブタ」)にします。



席に座る前に食券を見せ、席が空き座るとこまでは、事前情報通りです。
しばらくすると「コールタイム」
迷わず「野菜、脂」をコール。直前で「やっぱニンニクはヤバイやろ」とニンニクは諦めました



で、出てきたのがコレ



まずは勢いで野菜の1/3を一気に食べます。

ええっ、麺をすくい上げるスペースを確保するのです。
次にチャーシュー。
もう、1枚2枚のレベルではありません。

1個2個のレベルです。

1個がマックのウォーターパウンダーのパテぐらい有ります。


こゅ、これは手強い・・・
ここで周りの人を見ていると、麺を持ち上げ野菜の上に置いてます。


こっこれが「天地返し」かっ


要するに時間が経つと麺が檄濃スープを吸って、破壊力を(強烈に)増すので、麺を野菜の上に避難させる訳です。
同時に野菜にも味が染み渡り、良い具合になります。


野菜、野菜、肉、麺、野菜・・・

とリズムカルに食い進め、残るは「ラスボス」的、巨大チャーシュー2切。
これを気合いで食べきって、堂々の完食です。

約2000kcalが腹の中に入りましたが、食うのに500kcal消費した感じです。




なんだろう、この達成感




そうこうしている内に、お隣の兄ちゃん(たぶん大学生)頼んだ「大ブタ」の「野菜ましまし、脂」とやらが降臨!!
その破壊力や、半端ない
仮にそこに「ジャイアント白田」が座っていてもなんら違和感がない量のラーメンを、今風の学生が涼しい顔をして食べ始めます。




東京は恐ろしい街じゃ・・・


そんな事を思いつつ「戦いの場」を後にし、会議会場に向かいます。

最後にラーメン二郎でのテクニック
・ウェットティッシュを持って行くべし。
・店の前で売ってるウーロン茶を持ち込むべし。後半、その有り難みを思い知る。
・「自分は行ける」の慢心は禁物。敵は予想を上回る怪物だと思え
・ノーマルな「ラーメン」でもチャーシュー2個は乗っている。その量は通常のラーメン 屋さんの3倍である




追伸
ちなみ田町駅前で「すっぴんのギャル曽根」みたいな方とすれ違いましたが、本件とは無関係と思われます。

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