たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

クーラーバッグを持って電車の旅(みすゞ潮彩編vol.1)

2014年09月01日 06時25分47秒 | 旅行
「乗鉄」ならぬ「飲鉄」があっても良いじゃないか!!

列車で飲む酒が旨いと気づいて始めたこの企画も、今回で2回目です。
今回訪れるのは下関と長門市仙崎を結ぶ「みすゞ潮彩」です。

みすゞ潮彩は2007年に運行開始した観光列車で、当時は下関~仙崎を結んでいた様に記憶しています。
現在では新下関駅が始発駅になっています。
この列車は普通列車で、観光列車っぽい,海側に向かうシートがある車両は指定席となっています。
日本海に沿って走り、絶景ポイントでは停車してくれるサービスも。
そういえば昔、サザエさんのオープニングでも登場したのを何となく思い出しました。

8月30日(土)
天候は晴れ
絶好の「昼飲み日和」です。
今回のスタートは新山口駅から。



8時54分発の山陽本線で新下関へ向かいます。



今回の旅に際して購入した「青春18切符」を手に、山口県西部を一周する気合い十分旅程です。



ちなみに青春18切符は1枚で5回(もしくは5人)が使える、JR全線の普通列車、快速列車が1日乗り放題になる切符です。
以前は5枚に分かれていたのですが、今は1枚の切符にスタンプを押す形式になりました。
今回は1回分をヤフオクで購入し利用します。




さて、新山口駅前のセブンイレブンで飲物、つまみを購入し、山陽本線普通電車に乗り込みます。



夏休み最後の土日とあって、以外と人が多かったのですが、難なく席は確保できます。

9時51分
1時間程でみすゞ潮彩の始発駅となっている新下関駅に着きます。
新下関駅のホームで待っていると程なくみすゞ潮彩が入線してきます。
先頭が自由席の1号車、後ろが指定席の2号車です。あたしゃ迷わず自由席・・・
旅の趣を重視します。

9時59分
新下関駅を出発します。
観光列車と言っても、普通列車と言うことで、観光客以外の通勤、通学、その他諸々の乗客が乗り込んでいます。

が・・・

そんなの関係ね~~~!!

出発と同時に宴の始まりです。

まずはビール。
もう、「秋味」のシーズンですよっ・・・

つまみは辛口あたりめです。
下関駅に着く前に1本空けちゃいます。

さて、みすゞ潮彩は下関駅で進行方向が変わります。
つまり先頭が2号車、後ろが1号車・・・
さらに今日は特別に(?)もう1両、自由席の車両が連結されます。
下関駅のホームで。その手のコアな鉄道マニアと連結の瞬間を楽しみます。



10時21分
下関駅を出発です。


車内には意外と高校生が多く乗っています。
彼等の話に耳を傾けると、どうやら豊北町阿川である豊北夏祭りに行くようです。
そんな話を聞きつつ、2本目のビールを開けます。

みすゞ潮彩は観光列車です。
ですから日本海の美しい展望が望める場所で3回、停車してくれます。


ちなみに自由席車両はローカル色満載で「観光スポットなど毎日見てるよ」風の方々に混じっての旅行ですよ、はい・・・

3回目の停車前に、2缶目のビールを空け、ワンカップに突入です。
ええっ、列車旅にはワンカップですよ・・・


列車は田園風景を抜け、再び油谷湾を望む区域に入り、再び田園風景を抜けると今度は深川湾を望む区域に入ります。
ここまで来れば終点の長門市仙崎駅はすぐそこです。


12時31分
仙崎駅到着です。下関で取り損なった2号車の写真なんかを撮影し、駅から一端出ます。





みすゞ潮彩はここで折り返し、再び新下関駅を目指します。
それに乗って帰るのも芸が無いので、帰りは美祢線で厚狭駅まで行き、山陽本線で自宅最寄りの駅に帰ることにします。

その前に・・・帰りのビールとつまみの調達に向かいます(笑)

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