たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

サンダーバードに乗ってライチョウに逢いに行くっ vol.3

2011年08月11日 19時19分11秒 | 山の上
一ノ越に付く頃には山頂にガスが出てきており、時折、周りが真っ白になる中、腹痛で調子の上がらない「J」部員を残し、「T」部員と共に山頂アタックです。


一ノ越からは本格的な登山道です。
勾配もそこそこ有り、なんだか山っぽい感じです。
後半は全く展望もないまま、1時間少々で雄山山頂に到着します。

山頂には「雄山神社」があり社務所兼売店でお土産を物色します。
とりあえず、登頂バッジと絵馬、お守りをGET!!
鳥居奥に参拝の受付があり、500円払って少し高い場所にある祠前でお祓いを受けます。

鳥居の側に縦走路入口があります。
「T」部員は雄山から引き返す事となったことから、ここからはソロでピークハントです。
縦走路にはいると、結構きつい下り坂、そして上り坂、再び下ってまた登る・・・

結構、きっついです。

大汝山のピークは岩場で、周囲を少し回り込みながら「大汝休息所」前から岩場を登り、最後は大岩にしがみつき最高峰へ到着です。

山頂のモニュメントで写真を撮ってもらい、岩場下の広場で燃料補給を済ませ、再び真っ白なガスの中を雄山に向けて歩きます。

雄山の売店でコーラを一気飲みし、ここから一気に高度を下げます。
修学旅行の生徒や家族連れをかわしつつ、小走り程度の早さで約40分、1時少し過ぎに一ノ越で無事、部員達と合流し、室堂に向けて下山開始です。

下山途中も高山植物の写真を撮ったりしながら、のんびり歩きます。

なってったって、 「ゆる系」 であり 「下山部」 ですから。

雪渓で転けて大笑いをしてたら、警察のヘリが飛び回っているのを発見。
(※夕方のニュースで鹿島槍ヶ岳かどっかで事故があったとか見たような、聞いたような・・・)
2時ちょっと過ぎにハイキング客で混雑する室堂まで無事に下山しました。
部員達がお土産を物色する間、「立山そば」を掻き込みます。

売店で、結局見られなかったライチョウを想い、2Lサイズのライチョウぬいぐるみを購入(後に「らいちゃん」と銘々)、再びバス、ケーブルカー、富山地方鉄道を乗り継ぎ「下界」へ降りていきます。

ケーブルカーが途中で落雷のため緊急停止したのはご愛嬌として、どうやら大雨洪水警報が富山県全域に出ていたみたいです。

富山駅前の「ホテルα-1」に投宿し、階下の居酒屋で富山の海の幸で反省会です。
明日はレンタカーで近隣を観光します。
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サンダーバードに乗ってライチョウに逢いに行くっ vol.2

2011年08月10日 23時59分43秒 | 山の上
8月5日(金)
昨日の早寝が効いたのか、さすがに5時前に目が覚めます。
後で聞くと7時半には寝てたとか・・・
早朝から良い天気っぽいので、カメラを持って外に出ると、美しい青空が広がり、立山、奥大日岳が朝日に染まっていきます。


パ~~パッパパ~~~♪


「アルプスの少女ハイジ」の様なホルンに合わせ白いハトが飛ぶシーンを連想しますが、実際はツバメが3羽飛んでいます。
あちこち探してみましたがライチョウは未だ発見できていません。
朝日をバックに出発する登山客を見送りつつ、朝食会場に向かいます。


朝食はバイキング。
これから登ることを考え、腹6分目ぐらいでセーブします。
7時45分、チェックアウトを済ませ、いよいよ立山に向かいます。

立山は富士山、白山と並ぶ日本三大霊山の一つです。
主峰は「雄山」で3,003m、ここには雄山神社があります。
通常、雄山への登頂(登拝?)が立山登山とされていますが、実は最高峰はお隣の「大汝山(3,015m)」で、さらにお隣の「富士の折立(2,999m)」と併せて「立山」と言われています。
行きのバスの中では剱岳や後立山を含めて「立山(たちやま)」と呼んでいたとの説明でした。

で、今回狙うのは、室堂~(1時間)~一ノ越~(1時間)~雄山~(10分)~大汝山~(15分)~富士の折立
ここでUターンし再び雄山、一ノ越を経て、室堂へ帰るルートです。

どおせ、途中でたっぷり撮影タイムを取るので時間は15時帰還を目指します。

まずは「みくりが池」まで戻り、池に映る「逆さ立山」をたっぷり拝み倒します。

おっと、既に30分経過・・・日本最古の山小屋の「室堂山荘」でトイレを済ませ、そろそろ山頂に向けて歩き出します。

登山道といっても一ノ越まではセメントと石畳の道が整備されており、運動靴( もしかしたらサンダル・・・)でもOKです。
8月初旬ですと雪渓も残っており、 「夏の雪歩き」も楽しめたりします。

適当に休みつつ、1時間ちょっとで一ノ越に到着です。
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サンダーバードに乗ってライチョウに逢いに行くっ vol.1

2011年08月09日 08時12分52秒 | 山の上
やっと伊勢・奈良・京都ツアーの旅行記を書き終えたと思ったら、また旅行なのです。
今回は、 ゆる系下山部「TEAMきらら浜」の夏合宿で富山県の立山に向かいます。
ゆる系下山部「TEAMきらら浜」は部員4名で、
1 早朝からの登山はイヤ
2 悪天候の登山はキライ
3 登頂にはこだわらないが下山後の温泉にはこだわる 

ヘタレ登山部(?)です。
ちなみに4人のメンバーの内1名は山に登ったこともありません・・・まじかよ!?
     (↑嫁です)

結成以来、富士山(静岡)、九重連山(大分)、開聞岳(鹿児島)、剣山(徳島)と日本百名山を渡り歩くと共に、「訓練」と称し県内の里山にも通っております。
今回の合宿参加者は自分を含め3名で、結成以来2度目の3,000メートル級の山ということで、ワクワクドキドキっす。

8月4日(木)
毎度おなじみ、7時6分発のぞみ4号で新山口駅を出発します。
新大阪駅で昼食のお弁当と明日の行動食(含む非常食)を買い込み、特急「サンダーバード」11号に乗り換え富山へ。

富山から俗に言う「立山黒部アルペンルート」を用い、富山地方鉄道、ケーブルカー、バスを乗り継ぎ、立山登山の中継基地「室堂」に着いたのが15時30分・・・
車内では曇りがちだった天気も、室堂周辺に近づくにつれ晴れつつあります。


ふふふっ・・・日頃の行いのおかげか??

今日の宿は「雷鳥荘」
室堂ターミナルから歩いて30分ほどにある、「山小屋チックな旅館」です。
ここは温泉があるっ!!それだけでバリバリハイテンションです。

室堂ターミナルから歩いては写真を撮り、また歩いては写真を撮りを繰り返し、約40分ほどで「雷鳥荘」に到着です。
建物の前からは明日登る、立山がバッチリ見渡せます。

この周辺は宿の名前にもなっている「ライチョウ」がよく見られるとか。
こちらも楽しみです。

さて。
宿に着き、まずはビール!!
夕食までは宿の周りをカメラを持ってうろつきます。
夕食は山小屋にしては超リッチで、アジのたたき等も付いています。
『清酒立山』1.5合を啜りつつ、料理を楽しみます。
食後、立山方向の雲がとぎれたのを機に再び表に出てみます。
夕日に輝く立山を眺める、ノースリーブ&半パンオヤジ・・・

寒いかと聞かれると、めっちゃ寒いです。

日が落ちるとまずは温泉。

お湯に浸けると痺れるほど冷え切った体を温めます。
さっぱりしたところで部屋に戻り、布団を敷きごろっと横になって間もなく(たぶん2分ぐらい)、爆眠体勢です。
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新婚旅行ですから・・・Final

2011年08月03日 06時48分08秒 | 旅行
白梅町でバスを乗り換え、堀川今出川へ。歩いて5分で清明神社です。

魔除けの桃に触りまくりましたので、きっと良いことがありそう
お土産に絵馬やお守りを購入し、一条戻り橋からタクシーで次の目的地へ。

この旅の最終目的地は西本願寺です。
「世の中、安穏なれ」とマスコミで宣伝しているよう、今年は親鸞聖人750回大遠忌法要で、受け入れ態勢万全の会場を訪れます。
我が家は浄土真宗本願寺派なので、ココがご本尊様。
嫁の家も同様で、揃ってお参りです。


さて・・・
西本願寺から駅まではざっと700m、 残金1,050円!!

もちろん歩きます。

ええっ、京都観光はスポーツですから・・・!!

猛暑の中、へろへろになり京都駅に到着。
駅の地下街でお土産を買いそろえ、夕食にお弁当を買い、そして駅の和風カフェでスイーツ納め(?)を無事済ませ、新幹線に乗り込みます。
窓から東寺の五重塔を眺めつつ、「6日間って短いな~~」と感じます。
8時過ぎに無事に帰宅。明日から、お土産の配分やら、荷物の整理やら、写真の整理やら・・・

もちょっと忙しい日が続きそうです。
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新婚旅行ですから・・・vol.11

2011年08月02日 19時36分36秒 | 旅行
7月10日
朝食後、荷物やお土産をパッキングして自宅への発送し、今日も灼熱の京都市内へ出発です。

ふふふっ、歩くぜ、今日も・・・

天龍寺の境内を抜け、とりあえず野宮神社から、常寂光寺を目指し嵐山の竹林の森を進みます。


まずは「常寂光寺」へ。
常寂光寺は今年の「そうだ、京都いこう」のポスターになったお寺です。
緑に包まれた静かな境内を十分に楽しみます。

続いて二尊院、落柿社を見た後、嵐山まで戻ります。
ここであまりの暑さに、 「御菓子司 鶴屋寿」 へ入り、かき氷をかき込みます。

この店、桜餅が美味しいらしいのですが、今は氷、「命」です。


嵐山から嵐電に乗り広隆寺に向かいます。
広隆寺はズバリ「弥勒菩薩」狙い!! 前から行きたかったのですが、やっとお逢いすることができました。

さらに嵐電を乗り継ぎ「妙心寺」へ向かいます。
ココの目玉は「法堂天井の雲龍図」
狩野探幽が8年の歳月を費やし描きあげた絵で、見る位置によって、龍の表情や動き、色までもが変化するように見え、通称「八方にらみの龍」です。
その他、明智光秀に由来する風呂なんかが有ります・・・

次・・・
嵐電で一駅、龍安寺で庭園鑑賞です。
二方を油土塀で囲まれた龍安寺の枯山水庭園は石庭として名高く、長方形の白砂の庭に15個の石を配し、これらの石は、庭をどちらから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているとのこと。
ただ、ただ1箇所、部屋からすべての石が見渡せる場所があるんだとか・・・

う~~、和む・・・


竜安寺前からバスに乗って高雄に向かいます。
京都のお寺で 「もう一度訪れたいお寺BEST1(たいちゃんチョイス)」の高山寺に向かいます。
高山寺に行ったら是非見てもらいたいのが、『鳥獣戯画』
前回、見るのを忘れてたので、今回はガン見!!

さらにお部屋から眺める高雄の山々は最高です。
鳥獣戯画柄の湯飲みGET・・・♪

昼食はあっさり、にしん蕎麦です。もちろんビールも・・・
ささっ、いよいよ旅の大詰めに向けてバスに乗り京都市街地に戻ります。

ここから、嫁がヒクほど歩き倒します!!
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