たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

先日見かけた「衝撃のシーン」

2014年09月06日 07時38分27秒 | 日記
ヒトの身体能力はカラスを凌駕していた


先日、通勤途中の車内から


ヒトってすばらしい!!と感じるワンシーンを目撃しました。




国道の道ばたにタヌキが死んでおりました。

それを5,6羽のカラス群がり、死骸を突いていたんです。




いいえ、衝撃シーンはここからです。





死骸を避けようと少し中央線寄りに車を寄せながら走っていると


国道の脇道、少し坂になった上から、高校生と思われる若い女性が国道方面に走って来るのが見えました。




ええ、猛ダッシュです。





陸上競技場以外では見たことの無い、正にスプリンター的な猛ダッシュです。

おそらく、駅に向かうか最寄りのバス停に急いでたんでしょうね。





その女性が、脇道から国道を曲がり、タヌキの死骸を飛び越えたんです。



カラスごとですよっ!!





その姿は「劇場版エヴァンゲリヲン」で第10の使途「サハクィエル」を受け止めるために疾走し、高圧電線を飛び越える「エヴァ0号機」のよう・・・









美しさすら感じる、見事なジャンプです。




カラス達、反応できないまま、唖然としてましたわ・・・

死骸を飛び越した女性は、振り向きもせず走り去っていきました。


もし種田山頭火がこのシーンを見たならば、きっとなにか一句残したに違いない


頭上を走り抜ける少女、からす見上げる

みたいな・・・


そんなシュールなワンシーンでした。
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観光定置網に乗ってみた

2014年09月05日 05時32分30秒 | 日記
今夜のおかず、一網打尽??


夏休み最後の日曜日、萩市玉江浦の観光定置網に乗ってみることにしました。
「定置網」とは漁場に網を仕掛け、魚が通るのを待ち、頃合いを見計らって網を揚げる漁法です。
細かく言うと定置漁業権に基づく「大型定置網」と共同漁業権に基づく「小型定置網」と言うのがあって、今回乗るのは「大型定置網小型定置網」です。
(軽く聞き流してください・・・)

↑記事に一部誤りがありましたので修正しました。



玉江浦の観光定置網は平成25年に国の補助を受け新船を建造した際に計画されていたのですが、今年の夏から毎週日曜日に実施されることとなりました。
とは言っても、初年度は「お試し期間」みたいなものですので、料金も保険料のみ(300円)と、大変お得です。

8月31日(日)今日も快晴
集合時間の9時30分に間に合うように、自宅を8時前に出でます。
実際の漁業の時間は夜中の12時とのことですが、観光漁業となると楽々10時出航です。

漁協の前にて受付し、船に移動。



歩いても行けますが、暑いので車で移動です。
船は昨年度竣工した14トン型の『指月丸』です。



大きく平べったい船は安定しており、船に弱い方でも大丈夫です。(たぶん!!)
乗組員の方も若い人が多く、活気にあふれています。
今回のお客様(?)は私を含めて4人で、「魚が好きっ」という萩市内の小学生の兄妹とお母さんが一緒です。
ああっ、それと大島支店の運営委員長さんも一緒に乗船です。


船は時間ちょっと前に玉江浦漁港を出港です。
で、漁場まで15分ほどです。
今日は西側の網を揚げるようです。
10時10分頃、網上げ開始。



船員がてきぱきと働くのを、観光用デッキから見学します。
網上げの要領は、身網側から徐々に先端に向かい網についたロープをたぐり寄せていきます。30分ほどで網の先端までたぐり寄せ、いよいよ船に魚を揚げます。


船に揚げた魚は大きなタモ網ですくいあげ、船上の氷水の入ったコンテナに移します。

主な漁獲物はサワラ、アジ、バリ(アイゴ)、マダイ、カマス・・・等
中には1.5メートルを超すシュモクザメも入っており、子供たちの遊び道具となっていました。


ちなみにシュモクザメの倒し方はこう持って、後頭部に膝蹴り・・・

帰港時には、売り物にならない魚をカモメにあげると子供たちも大喜びです。

港に帰ると船上で選別作業が始まります。
お客様にはお土産ももらえるのですが、今日は漁が少なかったこともあり私は潔く辞退させていただきます。

解散は11時半ですので、概ね1時間半の船旅&定置網見学
まだまだ改善の余地はありますが、魚好き、海好きに十分楽しめるイベントと思います。

帰りに萩に行ったら必ず購入する、「三見のひじき」と、夕食のおかずに「カマスのフライ」を購入、そして野菜をたんまり購入し13時前に帰宅です。
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クーラーバッグを持って電車の旅(みすゞ潮彩編vol.2)

2014年09月02日 20時14分59秒 | 旅行
焼鳥購入を断念した件

さて、今日と明日、長門市では「第8回全国やきとりンピックin長門」が開催されています。
要は県内外、いや全国の焼鳥有名店が出展し、焼鳥を売りまくるというイベントです。




ふふふふっ・・・
帰りのつまみは決まったな











そんな感じで薄ら笑いを浮かべつつ会場に行ってみると


ま~~~ぁ、すげ~~~人!!






何となく人の少なそうな列の最後尾の係員に聞いてみると「買うのに1時間程度ですかね」とのこと・・・


さすがに帰りの便を考えると、焼鳥は無理そうです。


残念!!







他に昼食を取れそうな所も見てみましたが、何処もいっぱい。
バスも無かったのでしかたなく、何となく歩いて長門市駅に向かいます。

長門市駅前のHotmottoでのり弁を購入し、駅弁代わりにします。
帰りは14時1分発の厚狭行きローカル線です。



この便はラッピング列車です。
シックな金子みすゞのイラストに、長門市のクジラのマークとおなじみ「ちょるる」がデザインされた、少々痛々しいラッピングです。






クジラ、いるか?
ちょるる、いるか??



14時1分
そんなこんなで「プチ痛車」の美祢線は定刻どおり長門市駅を出発です。
車内では控えめにお弁当を食べ、控えめにビールと酎ハイを飲んで、旅を楽しみます。
途中、ウツラウツラしたのかな?
えっ、もお?っと思うぐらい早くに厚狭駅に到着です。

車内で電車を乗り継ぎ中国地方を旅しているおじさん2名と隣り合わせました。
萩方面から来たおじさんは長門市駅で山陰本線に乗り換えるつもりが美祢線に乗ってしまったようです。
本当は長門市~小串~下関~新山口~徳山に行き、徳山で宿泊する予定が、美祢線に乗ってしまい厚狭に着いたとのことです。
「なんとなく結果的に近道になってしまったと」話しておられたお二人ですが、厚狭駅で再び下関方面に向かう列車に乗り込んでいきました・・・

大丈夫かな~~

そして自分はと言うと、厚狭駅で40分程待ち合わせ、15時03分、山陽本線にのり、16時10分、最寄りの駅に無事到着です。

次回は・・・えっと、広島~三原間を走る「瀬戸内マリンビュー」で海の幸を楽しみに行きます。


・・・たぶん
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クーラーバッグを持って電車の旅(みすゞ潮彩編vol.1)

2014年09月01日 06時25分47秒 | 旅行
「乗鉄」ならぬ「飲鉄」があっても良いじゃないか!!

列車で飲む酒が旨いと気づいて始めたこの企画も、今回で2回目です。
今回訪れるのは下関と長門市仙崎を結ぶ「みすゞ潮彩」です。

みすゞ潮彩は2007年に運行開始した観光列車で、当時は下関~仙崎を結んでいた様に記憶しています。
現在では新下関駅が始発駅になっています。
この列車は普通列車で、観光列車っぽい,海側に向かうシートがある車両は指定席となっています。
日本海に沿って走り、絶景ポイントでは停車してくれるサービスも。
そういえば昔、サザエさんのオープニングでも登場したのを何となく思い出しました。

8月30日(土)
天候は晴れ
絶好の「昼飲み日和」です。
今回のスタートは新山口駅から。



8時54分発の山陽本線で新下関へ向かいます。



今回の旅に際して購入した「青春18切符」を手に、山口県西部を一周する気合い十分旅程です。



ちなみに青春18切符は1枚で5回(もしくは5人)が使える、JR全線の普通列車、快速列車が1日乗り放題になる切符です。
以前は5枚に分かれていたのですが、今は1枚の切符にスタンプを押す形式になりました。
今回は1回分をヤフオクで購入し利用します。




さて、新山口駅前のセブンイレブンで飲物、つまみを購入し、山陽本線普通電車に乗り込みます。



夏休み最後の土日とあって、以外と人が多かったのですが、難なく席は確保できます。

9時51分
1時間程でみすゞ潮彩の始発駅となっている新下関駅に着きます。
新下関駅のホームで待っていると程なくみすゞ潮彩が入線してきます。
先頭が自由席の1号車、後ろが指定席の2号車です。あたしゃ迷わず自由席・・・
旅の趣を重視します。

9時59分
新下関駅を出発します。
観光列車と言っても、普通列車と言うことで、観光客以外の通勤、通学、その他諸々の乗客が乗り込んでいます。

が・・・

そんなの関係ね~~~!!

出発と同時に宴の始まりです。

まずはビール。
もう、「秋味」のシーズンですよっ・・・

つまみは辛口あたりめです。
下関駅に着く前に1本空けちゃいます。

さて、みすゞ潮彩は下関駅で進行方向が変わります。
つまり先頭が2号車、後ろが1号車・・・
さらに今日は特別に(?)もう1両、自由席の車両が連結されます。
下関駅のホームで。その手のコアな鉄道マニアと連結の瞬間を楽しみます。



10時21分
下関駅を出発です。


車内には意外と高校生が多く乗っています。
彼等の話に耳を傾けると、どうやら豊北町阿川である豊北夏祭りに行くようです。
そんな話を聞きつつ、2本目のビールを開けます。

みすゞ潮彩は観光列車です。
ですから日本海の美しい展望が望める場所で3回、停車してくれます。


ちなみに自由席車両はローカル色満載で「観光スポットなど毎日見てるよ」風の方々に混じっての旅行ですよ、はい・・・

3回目の停車前に、2缶目のビールを空け、ワンカップに突入です。
ええっ、列車旅にはワンカップですよ・・・


列車は田園風景を抜け、再び油谷湾を望む区域に入り、再び田園風景を抜けると今度は深川湾を望む区域に入ります。
ここまで来れば終点の長門市仙崎駅はすぐそこです。


12時31分
仙崎駅到着です。下関で取り損なった2号車の写真なんかを撮影し、駅から一端出ます。





みすゞ潮彩はここで折り返し、再び新下関駅を目指します。
それに乗って帰るのも芸が無いので、帰りは美祢線で厚狭駅まで行き、山陽本線で自宅最寄りの駅に帰ることにします。

その前に・・・帰りのビールとつまみの調達に向かいます(笑)
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