急に「タヌキの里」が観たくなった
9月27日(日)
今日は動物園戦の予定が入ってないことから、終日フリーです。
時期的に「鷹の渡り」時期だし、下関市王喜地区にはコウノトリが飛来していると言うし、下関方面にでも鳥見旅(=バードウォッチングツアー)にでも行くか・・・と、朝から考えています。
7時30分過ぎに撮影機材と双眼鏡を車に積んで家を出発し、下関方面に車で走らせながらどう過ごすか、車内で適当に考えます。
しかし、現地に着いてみると、天気は良いのですが強風注意報が出ており、鳥を観るにはちょっとコンディションが思わしくありません。
さて、どうするか・・・
ふと、到津の森公園のタヌキが観たくなります。
ほら、なんというかタヌキって野生動物なのだけど、庭先に何気にいるというか・・・
到津の森公園では、そういう環境を忠実に再現しています。
さらに近くの「里のいきもの館」の中には、カエルやカナヘビなど、コアな生き物が展示されています。
ここがまたス・テ・キ!!
ということで、急遽、北九州に向かいます。
9時20分駐車場に到着です。
開園直後なのですが、すでに一番近い駐車場は8割方埋まっています。
ちなみに駐車場代が600円、入園料が800円、今の手持ち2,400円・・・
昼食代をギリギリ残し、入園です(泣)
で、いつものコースでまず1周しておきます。
ニホンザル、レッサーパンダ、アライグマ、アムールトラ、セイロンゾウ、チンパンジー、ライオン、キリン
and so on・・・
ワオキツネザルとエリマキキツネザルをチラ見して、いよいよ「魔界ゾーン」へ。
まずは「里のいきもの館」へ。
前回来たときはまだ閉鎖してましたが、この間、少し模様替えが行われていました。
眺めるのが楽しすぎて、写真がおざなりです・・・
一通り、楽しんだら、フクロウが見つめる中、坂を上りタヌキ展示場へ。
こちらの展示場は、田舎の縁側付きの田舎家の庭で遊ぶタヌキをイメージして作られています。
ちょうど縁側の下が寝室になっており、何とものどかな雰囲気です。
できるなら縁側部に腰掛け、お茶をすすりながら半日タヌキを観て過ごしたい!!
と、思わせる、ある意味、究極の生息環境展示です。
こちらには3頭のタヌキがいますが、なんだか2:1で溝ができ、1頭は展示できないようです。悲しい・・・
おまけに施設の一部が壊れたのか、コンパネで覆われています。
それでも2頭のタヌキが庭先で戯れる姿が楽しくて、下からだったり上からだったり色んな方向からタヌキを眺めて楽しみます。
ふと気づくと2時間・・・
そろそろお腹もすいたので帰りますか。
正門方向に進むついでに、フクロテナガザル、アムールトラ、キリンをチラ見します。
そういえばアムールトラ、レッサーパンダは写真一枚も撮らず・・・
そうそう、ロバ!
ロバを眺めていると、(多分)おばあちゃんロバが近づいてきて、左前足を見せにきます。
よく見ると右の蹄が変形しており、その影響か少し足を引きづっているようです。
いや、俺に見せにきても・・・
まぁ、あまり無理をせず養生して長生きしてねと、心で語りかけ、そのまま園を後にします。
そういえば周りは人だらけ、駐車場待ちの車が数百メートル渋滞しています。
帰りは高速道を下関ICで下り、後は下道をのんびり帰ります。
家の近くまで帰って来て、ふと、帰りがけにコウノトリだけでも見に行けばよかったと、少し後悔します。