内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

休むために生きるか、働くために生きるか、それが問題……かな?

2017-05-01 21:37:35 | 雑感

 昨日締切りの原稿やら明日の今年度最終講義の準備やら来週の学年末試験問題作成やらでこの週末は気持ち的にかなり慌ただしく過ごしました。それで今日は心身ともにちょっとくたびれています。だから、今日はくだらないことしか書けません(ってことは、いつもはくだらなくないことを書いているつもりなわけ? などと意地の悪いことを言わないでくださいね)。
 あ~ぁ、今日から五月じゃん。日本みたいなゴールデンウィークはこちらにはありません。てか、その必要はぜ~んぜんないくらいこっちは休みが多いからそれはいいんですよ。五月は一日が労働記念日(Fête du Travail)で全国的に祝日。ストラスブールなんて市内公共交通機関も休んじゃうんですよ、さすがに全部じゃないですけれど(それにしても、最初はびっくりしましたよ。いくら労働記念日だっていったってねぇ)。その丁度一週間後が第二次大戦戦勝記念日(って、フランスが勝ったわけじゃないじゃん)で、毎年必ず二週間続けて同じ曜日が全国的に休日になるわけです。
 今年の場合、それが月曜日に当たりますから二週連続三連休になるわけですね。これが金曜日だったとしてもやはり三連休。ところが、これが木曜日や火曜日だったりするとどうなるかというと、ほぼ必然的に(って、ぜんぜん論理的じゃぁないんですが)四連休になっちゃうですね。もちろんみんなにとってそうだというわけではないですよ。でも、親が平気で子供に学校を休ませて、そうしちゃうことなんか、ちっとも珍しくないんですよ。
 娘がこちらの小学校に通っていた頃、さすがにこれって休み多すぎじゃないかなぁって思って、「な~んか、復活祭の休み前後からは、ヴァカンスの合間にときどき学校に行っているみたいですよねぇ」って同じマンションに住んでいてエレベーターでよく顔を合わせる初老の親父に言ったら、「う~ん、そう言われてみれば、その通りだねぇ。ハハハ」って嬉しそうに同意してくれました(ちょっと皮肉のつもりで言ったんですけどぉ)。
 そんなわけで(ってどんなわけ?)、日本ももっと休んでみてはどうでしょう。例えば、年に一日でもいいから、公共交通機関も含めてみ~んな仕事休んじゃったらどうでしょう。「それでも地球は動いている」、って実感できるかも(あっ、これって話が違うか)。
 もう寝ます。