名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

松茸

2006年10月05日 | セカンドルーム
 きのこのシーズンを迎え、飛騨では「こけ取り」といって、山に入る人も多い。
今年は当たり年のようで、なれた人は松茸を毎日5~10本も取ってくる。
自分で食べることはなく、ほとんど朝市や料亭などへ出している。
お年寄りには、いい小遣い稼ぎぎになるけど、足腰が弱くなって山に入る人も少なくなった。

今日も山から戻ってきた人が、松茸を1本くれた。
お吸い物と、焼き松茸で食べたけど、香りといい歯ざわりといい絶品であった。
気前よくくれるけど、場所は誰にも教えない。
死ぬ間際のおじいさんに息子が、松茸山を教えてくれといったところ、首を横に振ったまま息を引き取ったという話が残っている。
親子でも云わないことを、簡単には教えてくれない。
コメント
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