名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

なめこ

2006年10月16日 | セカンドルーム
 マッチの頭ほどの大きさだったなめこが、留守をしている間に大きくなっていた。
春に広葉樹の原木になめこの種菌を打ち込み、森の中に伏せておくと2年目の秋から収穫できる。
山のきれいな空気をたっぷり吸い、大地から森の養分を吸収したなめこは、ぬめりも強く肉質も硬めで味も良い。
なめこ汁やなめこおろしは定番だが、笠が7~8センチほどに開いた大きなのを炭火であぶって、塩かしょうゆでたべてもうまい。

なめこはその年の天候によって、出来不出来の波が大きいし、形や色合いが揃わないので、今は周年ハウスの中で菌床栽培されることが多い。
市場で流通することが珍しい栗色に輝く原木栽培のなめこを、取ったその日に食べられるのは、山里ならではの贅沢だ。

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