名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

まむし

2006年10月13日 | セカンドルーム
 先日近所のおじいさんから貰った、ペットボトル入りのマムシを一ヶ月ほど水を替えながら保管していた。
様子を見に来たおじいさんが水も澄んできたので、ぼつぼつ焼酎に漬け時だということで、やってもらうことにした。
一升瓶と蛇の入ったペットボトルの口を合わせると、蛇は上に登る習性があるので瓶に入ってくるというが、じっとして動かない。
そのうちに86歳のおじいさんの手が震えて、瓶の口がずれてきた。
これは危ないと、いったん中断して口と口をガムテープで固定した。
おじいさんはおもむろに、1升瓶のほうをタオルで覆ってしばらく様子を見ていると、ゆっくりと瓶の中へ入っていった。
蛇は暗い方へ逃げるらしい。このあたりの人の理にかなったノウハウには、いつもびっく仰天。
ちょっとかわいそうな気もしたけど、焼酎を注いで完了した。
硬直する前に菜箸でとぐろを巻くように形を整えると高く売れるらしいが売るつもりはないので、これは省略した。

折角仕込んでもらった酒だけど、いくら熟成しても飲む気はしない。
どうしたものか・・・
コメント
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