名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

なめこ栽培の原木

2007年02月07日 | セカンドルーム
山仕事をしている人から桜かんば(山桜)の原木を貰った。
この木は、なめこを栽培するには最も良い木と云われている。
広葉樹ならどんな木でもなめこは出るが、桜かんばの原木で育ったなめこは、濃い栗色をして肉厚で、透明感のあるぬめりや歯ごたえは菌床栽培の比ではない。
桜が咲く頃に菌を打って、山中の木陰に伏せておくと翌年の秋から収穫できるので楽しみがまた一つ増えた。
少し気の長い仕事だが、このあたりは時間がゆっくりと流れているので、そんなことを気にする人は余りいない。

広葉樹の森は、土にも空気にも養分がたっぷり含まれている。
それをいっぱい吸った宝石のように輝くなめこは、どんな料理をしても旨い。
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