裏山で椎茸やなめこの原木栽培をやっている。
暖かい日が続いて雪解けが進んだので、雪に埋まっていた椎茸の「ほだ木」が、姿を現した。
椎茸は毎年春と秋に、なめこは秋にそれぞれ収穫するけど、去年は天候不順のせいか、椎茸は全滅状態で、なめこも少ししか採れなかった。
ハウス栽培と違って、原木栽培のきのこたちは気難しくて、温度や湿度の微妙な変化にも敏感に反応して、収穫の量や時期がいつも一定しない。
今年はすでに、数本のほだ木から豆粒ほどの椎茸の子が顔を出ていた。
いつもは、4月中旬から5月にかけて収穫しているので、例年に比べるとずいぶん早いし、2年ぶりの豊作になるかもしれない。
手間ひまかけて育てた甲斐があったと、小さな頭を指で撫でてやった。