先日、裏山の中腹から麓まで下ろしておいた原木に、なめこの稙菌をした。
原木に直径8ミリほどの穴を開け、なめこ菌が付着した駒を1本に付き、30~40個ほどを打ち込む。
稙菌が終わった「ほだ木」は、コモなどでくるんで木陰にしばらく寝かせて菌を活着させる。
4月になったら、本伏せといって、直射日光が当たらなくて風通しが良く、雨が当たって水はけの良い林の中に伏せておく。
日照りの時は散水したり、枝葉で覆って乾燥を防いだりと、何かと手を煩わせる割には、その年の天候によって出たり出なかったりと気まぐれで気難しい。
順調に育てば来年の秋から、自然栽培ならではの味わい深いなめこが収穫できる。
昨年秋の写真