名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

カモシカの季節

2008年03月03日 | セカンドルーム

 

今頃の時期になると、近くを散歩していてカモシカに会うことがよくある。
休猟期に入っているので、警戒心が薄れているのかもしれないし、山奥は雪が深くてエサを探すのが大変なので、里へ降りてくるのかもしれない。
突然カモシカが視界に入ってびっくりすることがあるけど、カモシカの方は人より先に気づいていても、慌てて逃げたりしないで、じっとこちらを見つめている。

2mほどの距離に近づいても警戒する気配は無く、カメラ目線で応えてくれる。
カモシカは広葉樹林の草木の芽を好んで食べているけど、エサの少ない冬は木の皮やいちいの木の葉など針葉樹も食べている。
植林した杉や檜の幼木を食べるので嫌われるけど、彼らの領域まで人工林にしてしまうのが問題かも知れない。

写真を撮り終わって戻り始めたら、カモシカも振り向きながら山のほうへ帰っていった。
名残惜しそうな表情をしていたのは、もう少し一緒に居たかったのだろうか。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする