名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨歴史民俗学会

2009年03月08日 | セカンドルーム

 

第24回「飛騨歴史民俗学会」の大会が、高山市民文化会館で開催されたので出席してきた。
これは年1回開かれる総会で、会の活動報告や研究発表、外部講師の講演などの内容で実施される。
縁があって会に入ったが、会員はもと教職に就かれていた人たちが多く、地域に密着した研究は興味深いものが多々ある。
今回も「揺台院佐奈姫の生涯」、「中世の馬瀬郷」、「清正の孫・加藤光正とその妹たち」、「飛騨川の中綱場」などの発表があった。
いずれも歴史の表舞台に出ることのないテーマであるが、地元に根を下ろした研究者の話はいつ聞いても面白い。


私はあまり熱心な会員でないので、総会以外に行われている月例学習会や、巡見などに参加したことはないが、昨年、小冊子「ひだ歴民」が発刊された時に「岩坪谷砂防堰堤を訪ねて」を投稿した。
これは、昭和初期に築造された砂防堰が、産業遺産として国の有形文化財に登録された時に訪れた時の記録を、ホームページに掲載し、それを書き直して発表した。
地元の熱心な研究者に啓発されて、こうした形で参加しながら、飛騨学を学ぶ良い機会にしている。
午後からは、飛騨山岳会の木下喜代男氏による「飛騨の登山史」の講演がある。
興味のあるテーマなので、これを聞いてから名古屋へ行く予定。

コメント (2)
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