名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

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2010年11月24日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は風は冷たかったが、日が差している間は暖かかった。


ユキ(柴犬)は、相変わらずうたた寝の飼い主の横で寝そべっている。お互いに、ここに居るとやることがないので、身も心も弛んでしまう。

 

我が家のリビングの片隅で、光回線のモデムと無線ルーターのLEDライトがいつも点滅している。
ライトを見ていると、遠い宇宙で瞬く星を連想する。
光回線のモデムは、光電話やパソコンのインターネット、光テレビなどを繋いでいる。
無線ルーターは、LANコードなしでパソコンにインターネットが繋げるので、複数のパソコンを使ったり、部屋を移動するときには便利である。
特にスマートフォンでインターネットを使うと、接続料がかかるが、無線ルーター経由に設定しておけば料金は発生しない。
容量の多いYou Tubeなど動画サイトは、すぐに上限料金まで行ってしまうので、公衆無線の設置されている場所以外で、手軽に使える環境にはなっていない。
それでもスマートフォンは、使ってみて結構面白かった。
インターネットもパソコン同様簡単につながるし、スピードも速い。
ただ外出先で寸暇を惜しんで得たい情報や、発信したいことが果たしてあるのかと自問をすると、これはちょっと考えてしまう。
現役のビジネスマンなら1分の差で商機を逸することもあるが、リタイアした人間が1日を争うことは何もない。
せいぜい北アルプスの山頂から、リアルタイムで映像を流して楽しむ程度になりそうだ。
最近は動画サイトの発展が著しく、政治・経済・社会への影響力も大きく、既存のマスメディアを脅かしている。
尖閣のビデオ流出先のYou Tubeは、あらゆるジャンルの動画を流し、視聴回数は優に10億回を超えているといわれている。
衝撃的な映像を見て、ことの重大性と深刻さを再認識したが、公開されたことが国益にどう影響するかは分からない。
事業仕分けの動画中継もやっていたが、寸切りのテレビに比べると全く視聴者の印象は変わってくる。
役人の既得権益を守る凄まじい執念と、将来の安楽椅子を残しておこうとする浅ましい姿からは、税金を使う意識はかけらも感じない。
「はやぶさ」の宇宙からの帰還も、印象的な動画中継であったが、これを見て感動した仕分け人が仕分けから外したのかも知れない。
地方議会の中継も増えているようだが、市議会リコール署名が1万人ほど足りなかった名古屋市議会の今後の動画中継も興味深い。
市長一人の力は知れているが、数十万人の支持者をバックに揺さぶられては、議員が党や会派に関係なく、束になって掛かっても勝ち目はないだろう。
都心はおろか飛騨の外れまで、日本に限らず宇宙の出来事まで、リアルタイムで繋がる世界には馴染めないが、否応なしに情報は奔流のように流れてくる。

 

 

コメント (4)
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