今日の飛騨は、灰色の雲に覆われ、時おり氷雨の降る寒い一日だった。
紅葉が終わった裏山では、葉を落とした枝が寒空に震えている。
今シーズンは終わったと思っていたなめこが、たくさん出ていた。
大きく開いてしまったのもあったが、宝石のように艶やかな食べごろも多く取れた。
大きいなめこは、甘辛に煮て瓶詰めにしておけば、しばらくは保存が出来る。
食べごろは、洗って小分けにし、冷凍しておけば、味噌汁やうどんなどの具に使える。
今年のなめこは、どういう訳か息が長い。
名古屋にいる間に、体重が1キロ近く増えていた。
美食三昧?で、体を使うことが無かったので、てき面に付けが回ってきた。
筋肉が落ちて、皮下脂肪が付いてしまったので、僅かなアップダウンの散歩にも息が上がってしまった。
この状態ではとても山へ登ることは出来ないので、朝夕の散歩コースを延長し、薪作りを再開した。
先日伐採して下まで運んだ丸太と枝が、そのまま残っていたので、さっそく切り分けて、枝は座敷の軒下の薪置き場へ運んだ。
丸太を35センチの長さに切り終えて、今日の作業は終わった。
薪割りと運搬は明日以降の仕事になるが、久しぶりに気持ちの良い汗をかくことが出来た。