今日の名古屋は快晴で、朝日がビルのガラスで輝いていた。
寒さが厳しかったが、早起きをして「柳橋中央市場」へ行って来た。
100年の歴史のある市場は、名古屋駅前の高層ビルが立ち並ぶ都心の一角にある。
鮮魚や精肉、青果、調理材料、調理道具など、400軒ほどの店がひしめき合って並んでいる。
鮮魚店や料理店など、仕入れ業者を対象にした卸売市場であるが、新鮮な食材が安価で買えるので一般客も目立つ。
朝4時に開いて9時頃には閉店する店が多いが、年末だけは一般客のためにお昼ごろまで営業をしている。
早朝に行けば高級料亭や鮨店並の食材が買えるが、ちょっと敷居が高くて買い難いので、8時頃に行くことにしている。
一般客を意識した歳末大売出しは、品揃えも値段もそれなりなので、大混雑と市場の雰囲気を楽しむつもりで行ったほうがいい。
年末の風物詩となっている市場の賑わいを取材するため、二組のテレビクルーが買出し風景を撮影していた。
買い物客は30日がピークとのことで、31日あたりには品数も少なくなるようだ。
いつも余分な買い物をして叱られるので、今日はマグロの小さなサク一つと、田つくり少々、せいこ蟹などを買って、師走の市場の賑わいを楽しんできた。