名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

師走の高山の町へ行ってきた

2011年12月22日 | セカンドルーム

 

今日も小雪が舞い、一度も太陽の姿を見ることが無かった。
家は四方を山に囲まれており、冬至に関係なくすでに太陽が低く、2月の半ばまで家に日が射すことは無い。
この家の先住者は、よくこんな暗い家に住んでいたかと思うが、山あいの集落には日陰の家が多い。
冬は晴れた日が少ないし、窓は雪囲いで閉ざしてしまうので、陽射しに対する思いは少なかったようだ。
薄暗い家に篭っていられないので、なるべく昼間は外へ出るようにしている。


午前中は薪割をして、食品や日用品の買出しや散髪をしに、高山の町へ行ってきた。
地方の小都市に師走の賑わいは感じられないが、スーパーだけは買い物客が多く、正月用品がたくさん並んでいた。


帰りに市の図書館「煥章館」で、年末年始用に本を借りてきた。
飛騨に関する資料や、地元出身の作家の蔵書が多く、閲覧室も静かで清潔なのでよく利用している。

近くの古い町並みを歩いてきたが、オフシーズンで観光客も少なく閑散としていた。

 

造り酒屋は新酒が出来たことを示す杉玉が吊るされ、真新しいこも被りも飾られて迎春気分が漂っている。


一片の雪も無い師走の町から集落に戻ってきたら、雪が降っていた。
わずか15キロほどの道のりだが、気象が大きく変わるのにいつも戸惑う。

コメント (4)
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