昨日は冬型の気圧配置が強くなり、寒気も強くなると天気予報が伝えていた。
早朝の散歩から戻ってくる頃には、東の空の雲も切れ、西の空にもいつものような黒い雪雲は無かった。
この状態なら天気が大きく崩れることは無いと思って、日陰平のスノートレッキングに出かけることにした。
雪山の装備は揃えてあるので、夕べ炊いたご飯でお握りを作り、飲み物やおやつを詰めれば準備はすぐに完了する。
地の利を生かした観天望気は大狂いしたことはあまり無く、近くの山域なら広域の天気予報よりはよく当たる。
乗鞍岳西麓に広がる「日陰平」に着いた頃は、予想通りの天気となって、朝日にきらきらと輝く樹氷の森が迎えてくれた。
気温は氷点下10度を超していたが、森の中は風も無く穏やかで、快適なスノートレッキングを楽しむことが出来た。
まだ積雪は熊笹や潅木を覆うほどではないので、森の奥深く分け入ることは出来ないが、間もなく人を拒んでいた動物の領域にも近づくことが出来る。
日陰平のホワイトクリスマスをお楽しみください。