今日も朝から雪が降っている。
雲も厚く止みそうもないので、平湯温泉へ一っ走りすることにした。
お昼ごろに通った平湯トンネルあたりの気温はマイナス4度で、圧雪状態の路面は凍結していた。
温泉街への下りカーブは冬場の難所で、スリップした車が路肩に乗り上げているのを見て、思わず緊張した。
いつも混雑している「ひらゆの森」の駐車場も、雪のせいか空いていたので、久しぶりに入ることにした。
内湯でゆっくり温まった後は、森の中に点在する露天風呂を楽しんだ。
深々と降る雪の中の源泉かけ流しは、疲れた体も、萎えた心もリフレッシュしてくれる。
食事処「もみの木」で雪景色を見ながら昼食を取り、合掌造りの休憩処で新聞を読んだりして半日寛いだ。
のんびり湯に浸かり、食事をして1000円ちょっとなので、冬の一人遊びにはぴったりだ。
氷点下の家の風呂には入る気がしないし、間もなく凍結してしまうので、春が来るまで温泉通いが続く。
奥飛騨温泉郷「ひらゆの森」