名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

何事も無かったように、山里の2011年が過ぎていく

2011年12月31日 | セカンドルーム

 

8時少し前に、東の山から日が昇ってきた。
大晦日の朝に見事な日の出を目にし、良い気分で1年を締めくくった。
今朝の冷え込みは強く、高山の気温はマイナス8℃であったが、ここはマイナス10℃を越していたことだろう。
居間は朝まで薪ストーブの火は残っていたが、障子の外側のガラス戸は結露がバリバリに凍っていた。


煙突から滴り落ちる木酢液が氷柱になり、バケツに溜まった液も固く凍結していた。

 


小枝や枯れすすきは霧氷をまとい、朝日にきらきらと輝いていた。


凍結した池の上には動物の足跡が点々と残っている。
水場にしていた動物たちは、下の谷川まで下りなければならないし、小魚を取りにきた野鳥が訪れることも無くなった。

 


集落も雪が深くなって外で仕事をする人の姿が無くなり、足跡はユキと飼い主だけだ。


生垣の南天だけが、凍える寒さにもめげずに生き生きとしている。


多難な年であったが、乗鞍岳は何事も無かったように、2011年を見送っている。

今年も「飛騨の山里便り」にお立ち寄りいただきありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。
どうぞ良い年をお迎えください。

コメント (6)
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