↑今朝の納屋橋
登山後の体の変化は色々あるが、筋肉痛や関節痛に悩まされることが多い。
入念なストレッチやクールダウン、温泉、冷水浴などをしても、しばらくの間は痛みが残る。
今までもそうだったが、今回もふくらはぎと、太ももの前部に
筋肉痛が残ったが、関節痛や腰痛を免れたのは幸いだった。
数時間も続く大きな岩や石が連続する下り坂は、普通の階段の
2~3段分を、足場を選びながらステップを刻むので、関節や
筋肉への負担は大きい。
着地する角度も違うし、岩が濡れていたり、小砂利が乗っていると
滑りやすく、浮石でバランスを崩すこともある。
疲労してくると、着地の時に膝の角度が深すぎてへたり込んだり、
バランスを崩して転倒することもある。
とくに、前足が着地する瞬間に後ろ足を踏み出すが、つま先が
何かに引っ掛かってしまうと、悲惨な結果になる。
上げたつもりが上がってないのは、畳のヘリで躓くのと同じ理屈だ。
リスクを避けるため、トレッキングポールやスポーツタイツ、足底板、
サプリメントなどでカバーしているが、効果の程はよく分からない。
トレッキングポールも、整備されて坦々と続くハイキングコースなら、バランスを
維持し関節への負担軽減や、腕の強化の効果はあるが、険しい登山道では、両手を
フリーにして万一に備えるので、ほとんど使わなかった。
スポーツタイツは使ったが、足がつることもなく、膝痛が無かったのは、
この効果だろうか。
足底板は平地歩行に効果はあるが、ハードな使用は不安定感があった。
スポーツドリンクは、登り下りに各2リットルを消費し、アミノバイタルを
スタートの前中後に使用した。
アミノ酸は、パフォーマンス向上に効果があると、多くのアスリートが利用している。
サプリメントの評価は様々だが、やはりバランス感覚を強化し、筋力を維持するには、
一本足立ちやスクワットなど、日頃の努力が優先するかもしれない。
分かってはいるが、バテて辛かったことや痛みもすぐに忘れて、
もとの気楽な生活に戻ってしまう。