円空仏彫刻「木っ端の会」の仲間と、関市にある「岐阜県博物館」で、
特別展「東海地方の円空仏」を見てきた。
江戸時代の修験僧「円空」は、美濃に生まれ諸国を巡り、
数多くの仏像を残している。
↑荒子観音寺コーナーだけは特別許可を得て撮影できた
その中で、尾張や三河、伊勢、美濃、飛騨など、東海地方に残る
代表的円空仏約80点と、関連資料が展示されていた。
実物や画像で馴染みの像から、初めて見る像まで、学芸員の
解説を交えて、じっくり鑑賞できた。
会場の博物館は、岐阜県設置100年の記念として開園した
「岐阜百年公園」の中にある。
丘陵地帯に広がる公園は緑が豊かで、遊歩道やサイクリングコースなどが
整備され、今日も沢山の子供達が遠足や博物館の見学に訪れていた。
円空さんを後にして、長良川河畔のレストランで昼食をし歓談を楽しんだ。
帰りに関名物「刃物直売所」に立ち寄り、刃物選びや研ぎの実演も楽しんだ。
夕暮れ前には荒子観音寺に無事に着き、それぞれの家路についた。