朝から曇り空で、時々にわか雨で、
連日の猛暑からは解放された。
平和公園にある、母方の墓地へお参りにいってきた。
後を継ぐ人がいなくなり、成り行きでお守りをしてきたが、
先行きを考え墓仕舞いをすることにした。
寺の住職と相談し、この秋に墓仕舞いと、永代供養墓へ
移す法要を営むことになっている。
この形の墓参りが最後かと思うと、何かと感慨深い。
夕方には3日間一緒に過ごしたご先祖を、送り火で見送り、
お供えの一部を真菰に包んで町内のお寺に納めた。
お盆明けの慣わしは、宗派や地域によって様々だが、
都会では河川の汚染や火の用心などの制約で、多くは
姿を消していった。
京都五山送り火や長崎の精霊流しなど、亡くなった人を
偲びながら、夏の風物詩を楽しむ人も多い。