名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

残雪の上高地-1

2013年03月16日 | セカンドルーム

 

飛騨地方は高気圧に覆われて、春の陽気が続いている。
昨日も快晴で、上高地のピンポイント予報を見ると、早朝から夜まですべてお日様マークになっていた。
絶好のチャンスなので暗いうちに起きて、装備をそろえて上高地へ向かった。
家から上高地入り口の釜トンネルまで40キロ程で、1時間もあれば行ける。


午前6時にトンネル入り口をスタートしたが、以前は天井灯があったが省エネのためか非常電話や距離標識などの僅かな明かりしかないので、ヘッドランプが欠かせない。
1.2キロの上り坂は、歩いてみると勾配のきついことに気が付く。
トンネルを抜けると、大正池手前までの県道は、砂防工事用に除雪がしてあった。


しばらく進むと、山頂付近を朝日に照らされた焼岳が、噴煙を上げて出迎えてくれた。


凍結したツルツル道は1キロほどで、その先は雪道だが滑る心配が無いので歩きやすい。
大正池ホテルで県道と別れ、湖畔から田代湿原へ向かうルートを取った。


大正池越しに見る穂高連峰は、いつ来ても感動するシーンであるが、年々狭くなっていく池と立ち枯れの木がなくなったのは寂しい限りだ。


焼岳も、ここから見る姿が一番美しい。


林間に見え隠れする穂高を前方に、静かな樹林帯を進んでいく。
7時30分に予定通り湿原に着いた。


左から、西穂、奥穂、吊り尾根、前穂、明神岳が湿原を前にして、青い空を背に屏風のように連なっている。


田代池では霧氷を狙うカメラマンがいたが、気温が高くシャッターチャンスを逃したと残念がっていた。
全コースを通して、人と出会ったのはここだけだった。


田代池を後に田代橋に出て、梓川の左岸を河童橋までさかのぼった。


コースの要所には標識やベンチなどが設置されているが、ほとんど雪に埋まっていて、吹きさらしや日当たりの良い場所だけは頭を出している。

しばらく進むと、前方に河童橋が見えてきた。


9時ジャストに着いた河童橋に人影は無く、絶景を独り占めした。
オフシーズンに度々来ているが、人のいない河童橋は初めての経験だ。
小休止のあと橋を渡り、コースを右岸にとって明神に向かった。(続く)

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上高地スノートレッキング

2013年03月15日 | セカンドルーム

今朝6時に釜トンネルをスタートし、大正池から田代湿原、河童橋、明神池を往復してきた。

いつも賑わう河童橋は、全く人影がない。

明神池も静寂そのもので、鴨が数羽いるだけだった。

焼岳に別れを告げて、中の湯ゲート午後4時にゴールした。
これから温泉で汗を流して帰ります。
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山里は冬に逆戻り

2013年03月14日 | セカンドルーム

 

昨日は南の強風と雨で雪解けがかなり進んだ。
真っ白だった田んぼが、少しずつ黒い領地を増やしていく。


今日は雪混じりの北風が吹き、空の色も風の冷たさも冬に戻った。


前山の尾根の木々は、白い花が咲いたようになっている。
九州では桜が開花したとのことだが、飛騨は4月中旬の開花予想だ。


タラの芽も少し膨らんだように見えたが、再び固く閉ざしてしまった。
山里の春は、3歩進んで2歩下がりながら、ゆっくりやって来る。

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山里の雪解け

2013年03月13日 | セカンドルーム

 

昨日の好天はどこへやら、山里は朝から雲に覆われていた。

 昨日の写真


陽射しは無かったが、南の風が吹いて強い冷え込みない。

昼夜の温度差が大きいので、雪面がよく締まり、野山を自由に歩けるようになった。
朝夕の散歩コースは、バリエーションルートが増えて行動範囲も広がっていく。


南斜面の雪は消え、田んぼの黒い部分がいろいろな模様を描き始める。


家の脇を流れる水路のスノーブリッジが崩落し、雪解け水を集めて溢れそうだ。
道路の雪はなくなったが、両側の残雪は枯葉や枯れ枝が積もり、雪面が日を追って汚れていく。


お昼ごろまでは風が吹き荒れていたが、夕方には止んで雨が降り始めた。
雪解けが進めば草木が芽吹き、山里に遅い春がやってくる。

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残雪のせせらぎ街道

2013年03月12日 | セカンドルーム

 

朝8時に快晴の名古屋を出て高山に向かった。
奥美濃から飛騨にかけても穏やかに晴れて、春らしい陽気が気持ちいい。
坂本トンネルを越えると、せせらぎ街道沿いの森は、まだ深い雪に覆われている。


道の駅「パスカル清見」で小休止をしたが、裏庭の雪は固まっていて河原まで下りることが出来た。


西ウレ峠の池は氷が厚く、野鳥の姿も見えない。


半分ほど雪に埋まったレストハウスの庇が折れていたが、このあたりの雪は予想外に多かったのだろう。


雪解けが始まった谷川は、水量を増してほとばしっていた。
高山の市街地に近づくと、飛騨山脈の山々が前方に現れる。

     ↑ 左から笠が岳 槍・穂高 焼岳
北の薬師岳から笠が岳、槍・穂高連峰、焼岳、乗鞍岳が、雲ひとつない紺碧の空に連なっていた。


高山の町で買い物と食事を済ませて家に向かったが、集落の雪解けもかなり進み、陽射しも眩しく暖かい。


家の周りの雪も少なくなっていたが、部屋の中は予想通りに冷え切っていた。

ユキもひとしきり雪の感触を楽しんだ後、住み慣れた小屋へ入って行った。
久しぶりの山里で、掃除をしたり夕食の支度をしている内に、少しずつ兼業主夫の勘が戻ってくる。

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明日は飛騨の山里へ

2013年03月11日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は朝から快晴で、抜けるような青空が広がっていた。
昨日からの風で上空の汚染物質が流され、春には珍しく一日中高い空となった。
気温は低めで風も冷たく、先日の初夏から春先の陽気に戻った感じだ。
激しい気温の変化に体が付いていけないし、花粉の飛散も多くて体調管理が難しい。

ユキは午前中は日向で寝そべり、陽射しが強くなると日蔭を探し、臨機応変に対応している。

今日は、もと会社OB会の打ち合わせがあったので出席して来た。
4月に行われる総会の準備で、活動報告や計画の案をまとめた。
この案が総会で決まれば、会員は親睦旅行やサークル活動など、肩の凝らないメニューに参加し、余暇を楽しむことが出来る。
年に1度の総会と懇親会に出席するだけ人や、すべての催しに顔を出す人、まったく参加しないが会から送られてくる機関紙や社報などを購読するだけの人など様々だ。
退会や亡くなった人より入会者のほうが多く、当分は右肩上がりで会員は増えるが、その先の推移は読めない。

名古屋の予定は終わって、明日は飛騨へ戻るが、最低気温マイナス5度の予報が出ている。


3月5日に家を出るときに撮った写真は、雪に覆われて冬のようだった。
雨が降ったり暖かい日もあったようなので、雪解けは進んでいると思うのだが・・・

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名古屋ウィメンズマラソン 2013

2013年03月10日 | セカンドルーム

 

名古屋ウィメンズマラソンの応援に行ってきた。
薄曇りでやや風はあったが、まずまずのマラソン日和となった。
9時のスタートをテレビで見た後に、応援のベストポジションまで出かけた。
去年は広小路伏見交差点で往路と復路を見たが、今回は桜通りの日銀名古屋支店付近で応援することにした。
ここはスタートから20キロ、25キロ、35キロ地点になっているので、少し移動しながら選手の走りを3度見ることが出来る。
20キロ地点を十数人のトップグループが、あっという間に走り抜けていった。


35キロ地点では、トップの木崎とディババ(エチオピア)にやや遅れて野口が力走していた。
マラソン選手が復路を走り去った後に、ハーフマラソンや市民ランナーが続々と往路を走っていく。


ハーフマラソンゴールの白川公園付近は、右側を往路の市民ランナーが走り、中央は復路を走るトップグループ、左側をハーフの選手が走っていた。
結果は木崎選手が自己ベストで優勝し、2位はエチオピアのディババ選手、野口選手も見事3位に入り復調を印象付けた。
市民ランナーの多さに圧倒されたが、83歳の最年長ランナーの元気にもびっくりした。

名古屋ウィメンズマラソン2013

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都市型老人福祉施設

2013年03月09日 | セカンドルーム

 

名古屋の最高気温は23度で、一足早く初夏の陽気となった。
堀川河畔の柳も芽吹き、花壇の草花も咲き乱れてミツバチが飛んでいた。
街を行く人たちもコートを脱ぎ、日蔭を選んで歩いている。


わが家から道路を隔てた所に建設中のビルが、覆いを外して外観が見えるようになった。
「ジョイフル名駅」の看板が取り付けられた14階建てのビルは、この6月に老人福祉施設としてオープンする。
特別養護老人ホームと介護老人保健施設、デイケアセンター、サービス付き高齢者向け住宅などが併設される都市型施設である。
名古屋駅から徒歩圏内のこの辺りは、オフィスビルやホテル、商業施設、マンションなどの建築は目立つが、総合的な老人福祉施設はあまりない。
マンションの売り出しのように見学会や、宣伝チラシ、募集看板などが無い所を見ると、待機している人たちで既に満室になっているのかもしれない。
名古屋も学校やクリニックやマンションなど、都心回帰の動きが見られるようになった。
高齢者向けの施設も、自然が豊かで静かな郊外より、便利で賑やかな都心に関心が集まるようだ。

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OB会

2013年03月08日 | セカンドルーム


もと会社OB会の仲間と、知多半島の常滑近辺を中心に、名所旧跡を散策して来た。
常滑は1000年以上の歴史を持つ焼物の産地で、土管や水瓶など主力製品の需要が無くなった以降は、急須などの家庭用品も多く作られていた。


かつては300~400本の煙突が林立していたと言われるが、今はレンガ製の古い煙突が数本残っているだけである。


「やきもの散歩道」が整備されていて、古い登窯や角窯、土管坂、廻船問屋瀧田家の旧宅などを見物しながら散策が出来る。


2時間ほど歩いた後は、「りんくう常滑」駅近くの埋立地に建つ、「まるは食堂」で活魚料理に舌鼓を打った。
セントレア(中部国際空港)に隣接する広大な埋立地は、古い焼物の町とは対照的に、中部空港都市として開発が進められている。

まだ計画途上で、大型ショッピングセンターや物流拠点用地は空き地のままで、駅前ロータリーも閑散として、荒涼とした風景が広がっていた。
午後は、浅井長政の三女お江の嫁ぎ先である佐治一成の大野城や、佐治氏ゆかりの蓮台寺や、雪舟作の達磨大師図のある斎年寺などを訪れる予定であった。
山岳部OB会の先輩の訃報を聞き、午後の予定を打ち切ってお通夜に参列して来た。
奥様のお礼の言葉に、「中日新聞記者一筋に励んだ現役時代。文章を書くことが何よりも好きだった夫にとって、この仕事は天職だったことでしょう。
旅をすれば丁寧に紀行文を記し、病室でも手紙をしたため・・・」と述べられていた。
早い旅立ちは残念でならないが、私の手元には先輩がまとめた会の旅行記や恩師や先輩の追悼文集などが10冊ほどある。
面倒見のいい先輩は、山仲間の思い出が詰まった小冊子を残して、静かに旅立たれた。   合掌

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春爛漫の名古屋は今年の最高気温をマークした

2013年03月07日 | セカンドルーム

 

名古屋の最高気温は18.6℃で、4月上旬の陽気と伝えていた。
桜の開花も例年より早くなる伝えていたが、春が一挙にやって来たようだ。
雲もなく本来なら快晴のはずだが、空は薄っすらともやが掛かっている。
JRタワーズから外を見渡しても、いつも見る風景とは違っていた。
北東方向に名古屋城の天守閣が見え、その先には恵那山や御岳、木曽駒ケ岳が遠望できるが、今日はどれも霞んで見えなかった。


眼下では、大名古屋ビルの解体工事が急ピッチで進められている。
かつてのランドマークも姿を消しつつあり、2017年には超高層ビルに生まれ変わる。
南の方向には、旧笹島貨物操車場の跡地があり、ここでも再開発事業が進められている。


その先の名古屋港方面も、もやに霞んでよく見えない。
春霞なら風情があっていいのだが、車庫の屋根が白くなっていたのが気になる。

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杉花粉とPM2.5の複合被害

2013年03月06日 | セカンドルーム

 

名古屋は朝から晴天で、春本番の陽気となった。
飛騨の山里はまだ雪に覆われていて、氷点下の朝を迎えていることが不思議に感じる。
栄まで歩いてきたが、今年の最高気温をマークし、思わず上着を脱ぐほどだった。
鼻がムズムズし目もショボショボするのは花粉のせいだろう。
花粉情報によると、名古屋の飛散は本格化して多く飛んでいると報じている。
症状が我慢できる程度なのは、春先から杉の雄花を食べて抵抗力が付いた効果か、初期段階で軽いのかは分からない。

今朝のワイドショーで、花粉とPM2.5と黄砂が結び付く複合被害で、危険が増大すると伝えていた。
どの程度の危険があるのか、PM2.5の毒性がよく分からないまま、外出を自粛しろと言われた熊本県民は、不安だろうしお気の毒だ。
これから偏西風に乗って中国大陸から大量に飛んでくるので、九州だけの問題にとどまらない。
マスクと外出自粛しか打つ手がないのは、何とも歯がゆいし心もとない。
垂れ流し隣国との接続水域と空域に、巨大フィルターでも吊るして、領海侵犯ともども遮断したいものだ。

【禁聞】大気汚染が拡大 汚染被害を隠蔽する当局

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飛騨の山里から名古屋へ

2013年03月05日 | セカンドルーム

 

今朝は風花が舞っていたが、一頃の肌を刺すような寒さはなくなった。
今日を境に、飛騨地方も春の陽気になると天気予報が伝えていたが、それを思わせるよに雲が切れて青空が現れた。


氷点下の林道をユキと歩き、雪景色の写真を撮って名古屋へ向かった。
次に戻って来る頃は、雪解けが進んで景色が変わっていることだろう。

 


東海北陸道の荘川あたりは、雲がかかり小雪が降っていたが、路面に雪はなく通常の走行ができた。


お昼過ぎに着いた名古屋は、風はあるが快晴で陽射しも強く、すっかり春の陽気になっていた。

ユキは、高山から持ってきたダンボールハウスに、ヤドカリのように落ち着いて入っている。
与えられた環境に、戸惑うことなく納まる順応性は真似が出来ない。

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朝食のおかずは自家製スモークサーモン

2013年03月04日 | セカンドルーム


 飛騨地方の天気は回復して、朝から陽射しが眩しい。
この調子で天気が続けば、雪解けも進んでいくことだろう。

雪の重みで押し倒されていた渓谷沿いの竹も、少しずつ起き上がってきた。


裏の畑は1メートルほど雪が積もっているが、日を追って雪解けが進んでいくことだろう。

庭や屋根の雪も強い陽射しを受けて、目に見えて減っていく。

穏やかな春の1日は、西の空を茜色に染めて暮れていった。

サーモンの燻製が出来たので、朝食のおかずにした。
刺身のように厚切りにしたスモークサーモンは、しっとりとした食感と、すっきりした煙の香りが利いて旨かった。
塩と砂糖、白胡椒、セージ、ラム酒でソミュール液を作り、一晩漬け込んだ後に流水で90分ほど塩抜きをする。

 燻煙開始


塩抜きが終わったら10時間ほど風乾して、燻製箱に入れて楢のチップで2時間燻す。

 燻煙終わり


そのまま食べてもいいが、キッチンペーパーに包んで12時間ほど冷蔵庫で熟成すると、煙がなじみ旨味も増す。
煙の殺菌効果で保存は利くが、出来立てに比べるとねっとりとした味わいが失われる。
いろいろな食材で燻製を作っているが、スモークサーモンは失敗が少なく、サラダやパンに挟んだりして食べている。

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「木工芸術スクール」の技能作品展

2013年03月03日 | セカンドルーム

 

朝のうち降っていた雪も止んで、雲の間から薄日が漏れてきた。
陽射しが戻るかと期待をしたが、終日雲が切れることはなく、雛冷え?の一日となった。


路面の雪解け水が夜間に凍結し、その上に雪が薄っすらと積もっているので滑りやすい。
4本足のユキ(柴犬)も、時々滑ってバランスを崩している。
それを見て注意はしていたが、滑って転んでしまった。
両手と尾骶骨の3点着地で、ダメージが分散して事なきを得た。
除雪車が通った後と、凍結した道路の上に雪が積もった時は滑ることが分かっていながら、同じ失敗を繰り返している。


岐阜県立「木工芸術スクール」の技能作品展を見てきた。
この学校は旧高山職業訓練校で、木工コースと建築コースがある。
高校の新卒や転職、再就職を希望する人たちが、1年間の技術習得のため学んでいる。
1年間の訓練成果の作品を展示し、併せて展示作品の即売会も開催される。


木工作品は箱物家具が多かったが、ウィンザーチェアが目を引いた。
難易度の高い椅子を、短期間に作り上げた努力と技はすばらしい。


大工職人を目指す人たちの作品は、仕口やホゾ加工した小屋組み工法が、分かり易く展示されていた。


即売会の物置もしっかりした作りで、37.650円はお値打ちだ。
大工や木工職人を目指す人たちの業界や職場環境は厳しいが、学んだこと生かして夢を捨てずにがんばって貰いたい。

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サードライフは名古屋で・飛騨高山からUターン計画進行中ー2

2013年03月02日 | セカンドルーム

 

今朝起きたら、天気予報通りに雪が盛んに降っていた。
昨日は南の風で春を感じたが、今日は北西の風に変わり、冬の寒さが戻ってきた。

雪は断続的に降り続き、ユキも朝夕の散歩以外は、小屋に篭ったまま出てこない。

夕方には風も強まり、積もった雪を巻き上げながら、体に吹き付けてきた。
ユキがいなければ、とても外へ出る気が起こらないが、夕方の日課は何とかこなした。

2月23日付のブログに記したように、山里からのUターン計画を少しずつ進めている。
2000年5月に縁あって飛騨の山里に小さな工房を開き、家具制作の傍ら野良仕事やアウトドアを楽しみながら田舎暮らしを始めた。


そこは、四方を山に囲まれ、大八賀川の河岸段丘に40戸ほどの家と田畑がへばり付くように点在し、当時は公共交通機関も無く携帯や高速インターネットも繋がらなかった。
店も飲食店も娯楽施設も無い集落は、都会暮らしにとって想像が出来ない世界であったが、それに代わる豊かな自然や素朴で親切な人たちとの触れ合いがあった。


工房もゼロからのスタートで不安もあったが、友人知人の応援で、立ち上げた当初から家具の注文を頂くことが出来た。
集落の人からも鍋敷きやまな板などの小物であったが、とてもうれしい注文だった。

荒地の畑を開墾して野菜を作り、耕す人のいなくなった田んぼを借りて米作りもし、裏山ではきのこの原木栽培も始めた。
集落の人たちは、にわか農夫に惜し気もなく農業のいろはを教え、種や苗まで提供してくれた。


山登りが好きで、飛騨山脈の山々や無名の藪山を訪れ、廃れた旧道や峠にも数多く足跡を残した。
思い出の多い飛騨の山里を去るに当たって、若くて自然が好きな人がここに移住をして、木工の傍ら農作業や山仕事をして暮らしてくれる人がいないかと探していた。
   以下続く・・・(時々続きを掲載します)

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