●大学時代に恐ろしい女がいた。
「あのね、今度のね、土曜にね。彼氏とね、一緒にね、スキーにね、行くの」
●私は友人に囁いた。「出たぜ、怪奇文節切り女が」。友人は飲み物を飲んでいたが、むせた。
●さて、次の文節数はいくつかおわかりだろうか。
見ているだけだったらしいのですよ
選択肢をサービスしよう。
1 2 3 4 5 6 7 6 10 11 12 13 14 15 16 17
あ。17文字もないか。さらにサービスで選択肢を減らそう。
2 3 4 5 6 7 6 10 11 12 13 14 15
●もう、無理。これ以上は減らさないよ。沈思黙考されるといいだろう。
●答えは「2」である。なんと「2」である。
自立語数=文節数なのだ。「ね切り」は自立語という言葉を知らない間だけ使用していいのである。
●自立語は何かというと文節を作る単語という説明をづると話は堂々巡りになってしまう。
端的に言うと、作文用紙に書くときに出だしに使える言葉である。公式な書き言葉でである。
「らしいよ」ではなく、「そうらしいよ」という感じである。
●そう考えると、「見る」「いる」だけが自立語とわかるだろう。
なので、2文節。
●学習内容により、解き方が変わる。
文節はそんなことをはっきりと教えてくれる稀有な部分なのである。
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