kotoba日記                     小久保圭介

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少年メリケンサック

2009年09月21日 | 映画
映画「少年メリケンサック」が、
面白いので、
今日、またレンタルで借りてきて、
二度見ました。
何度でも見たいほど、
もう面白くて仕方がありません。
抱腹絶唐ニはこのことです。
朝方、録画しておいた、
「いつか読書する日」という映画を見て、
うーん、面白いのだけれど、
今の僕にはちょっとタイミングが合っていなくて、
「少年メリケンサック」で、
吹っ飛ばした、という感じです。
この映画の笑いのツボは、
宮崎あおい、と、田口トモロヲの二人じゃないか、
と思っていて、
兎にも角にも、
あまり面白いので、
箇所によっては、
DVDを巻き戻して、
大笑いをして見るというふう。
最後の方は、
「タイマーズ」のユーチューブの映像を、
思い出しました。
官九朗さん、きっとタイマーズのこと、
考えて作っているんだろうな、
と思いました。
久しぶりに、
特大級の大笑い映画で、
最高です。

夜、
たくさんの野菜を煮ました。


3≠S×10月

2009年07月29日 | 映画
思い切って、
アマゾンでボガンボスのDVDとCDを買いました。
どれにしようか、と、
数日前から迷っていたのですけれど、
結局、欲しいDVDの二者択一はやめ、
二枚を購入、欲しいものは全部欲しい、と。
あとCDを一枚。
届くのが楽しみです。

借りてあった映画「3≠S×10月」を観ました。
北野武の初期の作品で、ずっと観たいと思っていた映画です。
思ったよりも、凄く良くて、迫力のある映画でした。
乾いたイメージと、迫真のある暴力は、
どうしてでしょう、もう一度観たいと思いました。
数年前、izamuさんという友人が、
この映画を観たとき、
「武って、ゴダールが好きなんだなあ、って思ったよ」と言っていたのを、
ずっと僕はおぼえていて、
そんな手引きがあっての観賞でした。
ゴダールはたくさん観ていないので、
判らないけれど、
とにかく、北野武の映画は、どれも暴力の迫力が凄くて、
思えば、極道が出てこない映画の方が少ないのではないでしょうか。
今回、大好きな「菊次郎の夏」も借りてきていて、
時間がなくて、「菊次郎の夏」は何度も観ているし、あきらめて、
気乗りのしない方の「3≠S×10月」を初めてみたのですけれど、
こっちを観て良かったです。
来月いっぱいは、格安でレンタルされているので、
時間があればまた映画を観たいです。


いのちの食べかた

2009年06月14日 | 映画
日曜日なので、
洗濯、聡怐A炊事です。
昼からは暑くて、何もできませんでした。
夜、借りてきてあった映画「いのちの食べかた」を観ました。
もし僕に子供がいたならば、
この映画は観せたいな、
と思いました。
大量生産、大量消費の現代の裏側で、
このような真実があるという事実。
宮沢賢治の「よだかの星」で、
鷹が羽虫を食べてしまう、食べなければ生きていられない、
だけれど本当は食べたくない、と葛藤しながら、
夜の空をよだかは羽虫に謝りながら、食べて、飛び行きます。
「いのちの食べかた」を観て、
「よだかの星」を連想しました。


コカコーラ

2009年04月12日 | 映画
セザンヌ先生に会いに行きました。
「今の季節は、体温調節が難しく、みんな体調をこわします」
と先生は言います。
「どうも免疫力が弱って、風邪をひいてしまいました」
と僕が言うと、
「免疫力が弱ったら、とんでもないことになります」
とセザンヌ先生は言いました。
つまりは、免疫力なんていう言葉を、
簡単に使うな、と諭されたようです。
体温調節をするために、
体はもの凄いエネルギーを費やすというのが、
セザンヌ先生の一貫した考え方。
それから、油絵の匂いについて、
「あれが匂うんだ、べたべた服に着くし」
とセザンヌ先生は笑って言いました。

帰ってから、映画鑑賞です。
「アキレスと亀」のラストシーンで、
画家の北野武が、路上で、コカコーラの缶を売るシーンがあります。
その缶は錆びていて、半分、朽ちているものです。
谷川俊太郎が「コカコーラレッスン」を出版したのが、
調べてみると1980年です。
コカコーラはアメリカ文化の象徴として谷川は詩にして、
北野武が現代、レッスンは終え、
朽ち果てて、錆びてるコーラの缶を映画で出しました。
続いて、
「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を観ました。
エロティックな映画だと思いました。





もっと観たい何度も

2009年02月01日 | 映画
映画「クワイエットルームにようこそ」、
「全然大丈夫」、「腑抜けども悲しみの愛を見せろ」、
「北の零度」を昨夜からずっと見て、
朝、ゲオのャXトに入れて、セーフ。
今日というか昨日が返却日。セーフ。
でも、「サウンドオブミュージック」はとうとう時間切れで見れずに返却。
あと、ジョイデヴィジョンのイアン・カーティスをモデルにした映画「コントロール」観る。
ゲオで映画漬け。100円セールならこれでもかと観る。

赤い文化住宅の初子

2009年01月27日 | 映画
昨日から、10日ぶりに労働復帰。
オジと久しぶりに面会。ちょっと痩せさせてしまった。。。

夜、映画「赤い文化住宅の初子」観る。素晴らしい。なんか良いんだ、この映画。

今日の新聞で、相撲好きのシラク元大統領の言葉が紹介されていた。
「打ち唐キ者は強いが、起き上がる者はもっと強い」。
なんか、いいな、と思ったので、高橋の手帖にメモ。

辛抱できなんだ

2008年10月26日 | 映画
ひじきだって煮なきゃいけない。
切り干し大根だって煮なきゃいけない。
ご飯を炊いて、ラップしなくちゃいけない。
中上健次の対談集だって、今週中に読まなきゃいけない。
熊谷守一の「太陽」の特番の本だって今週中が期限。
洗濯物もしまわなちゃいけないし、
それでいて、
ゲオが!
一本100円だからって、
セザンヌ先生の所にいった帰り、
ゲオに!
立ち寄って、
旧作一本は一週間借りられるから良いとしても!
明日返却の「アイム・ノット・ゼアー」を借りてしまった、
ということは!
今日中に見るということ。
今から! 見る!!! こと!!
でも、見たくてしょうがないのだ、
これは、ディランの評伝映画!! ブシュゴギャンストラバャ宴塔ランハアノ!!

島の色 静かな声

2008年10月20日 | 映画
昨夜、録画しておいた第21回東京国際映画祭を、
今、見ました。
すんごい数の映画が出品されていて、
どれもすごく見たいです。
今週は、東京の各地で上映されているらしく、
見たいなあ、って思いました。
茂木綾子さんの、
「島の色 静かな声」も、少しだけテレビで見ることができました。
詩的な映像、という解説がありましたけど、
きれいな映像で、
名古屋で上映されたら行こうと思っています。
前作「風に聴く」も何度も見ました。
凄く、がつくほど、
映像がきれいです。
できれば、賞を獲ってほしいなあ、と思います。
獲ったら、やったあー、って、思うだろうな。

ミヨリの森

2008年10月11日 | 映画
少しずつ、熊谷守一著「蒼蠅」を読む。
口述筆記の文体は、
当然、口語体。
なので、読みやすい。
養老孟司も荒木経惟の本も、
全部、口述筆記なので、
読みやすい。

終日、読書。
風、夕刻に強くなり、
窓の外で、鳴るその音は、
風と風がぶつかる音。
風速8だそう。強風である。

夜、やっと映画「ミヨリの森」観る。
強い霊性の、
アニメーション。
すごくよかった。
観てよかった。
泣きそうだった。

朝早くは、
炊事、洗濯、聡怩ノ、食材買い。
ひじきを煮る。

レンタルし過ぎ

2008年08月10日 | 映画
異常と思えるほどの量の、
映画DVDを借りているので、
朝から見まくりです。

矢口監督の初期の作品、1996年作の「ひみつの花園」、
これがドタバタで、面白かったです。

先日も知人の子猫を抱きながら遊んでいた僕は、
かなり猫が好きで、
「本日の猫事情」という映画だか、まあ、
猫好きの人が借りる猫映像物。
最後まで観る必要もなし、と思い、

珍しいDVD「カスタムメイド10、30 エンジェルワークス」を。
これは奥田民生と木村カエラの「カスタムメイド10,30」の、
メイキング版。

さすがに目が痛くなってきて、
夜に、もう一本消化しないと、
返却日に間に合わない。
「タイヨウのうた」。
歌手のyuiバージョンの方です。
これは先回見て、もう一度見たいと思っての映画です。
どうも、映画の中で、良い歌が全面に演出してあると、
グッときます。
歌の力というのは、
僕にとって影響がかなり大きいです。
なので、今回もこの映画は○。
観て正解。

もう限界なので、
音楽。
昨夜の余韻が残っていて、
1979年5月、大阪、天王寺野外音楽堂「最後の春一番コンサート」、
会場での収録の、「キャラバン」のライブ録音のテープを、
ヘッドホーンで、フルボリュームで。
マジで、ラジカセのボリュームを最高まであげて、
もの凄い大きな音で、
もの凄いサウンドを堪能。
やっぱり、夏はカレーとキャラバンだ!
キャラバンがどれだけ凄くて、
未だに何故、こんなに聴けるか、
というのは、
どうしてだろう。
一時期はぜんぜん聴かなかったのに、
ある時期から、
ふと聴きたくなって、
今や、天之助さんの事も加わって、
夏の風物詩になりつつあります。
いかん、
こんなことを書いていると、
ボブマリーのライブ映像を観たくなってきた。

風、水、火、土

2008年07月27日 | 映画
映画。
「キトキト!」、
「大日本人」、
とここまできて、
ぜんぜん、スカッとしないどころか、
逆にメチャ凹んできたので、
「もがりの森」、
「今、会いにゆきます」、
を続けて放映。
「もがりの森」は、
一年ぶりで、
ずっと、観たいな、観たいな、
と思っていたので、
やっぱり、すんごく良かったです。
スピリチュアルという言葉で、
簡単には言ってはいけないけれど、
そこに、きっちり重心があるので、
僕は好きです。
それに、どの絵もきれい。
水のシーンの後、
火のシーンがありました。
そこで、
あ、と思った。
最後に土がきっちり描かれています。
あとは、風がどこに描かれてあったか?
覚えているのは、
ファーストシーンの、
木々の揺れ。あれが、
風の部分でしょうか。

お昼過ぎに、
外で雷が鳴りました。
それを僕は耳で聞きました。

夜遅くに、
「のだめカンタービレ」の最終回を観ました。


タイミング

2008年07月21日 | 映画


夜は、昨夜観た「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」が、
とても良かったので、再見。
もう一本、「あなたにも書ける恋愛小説」を再見。
こっちは数年前に観て、面白かったので、もう一度。

それにしても、
「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」、
では、佐藤江利子も永作博美も良かったです。
特にサトエリ。凄い存在感でした。
映画は面白すぎて困ります。


さわりたい

2008年07月19日 | 映画
月間予定表を見ていると、
昨夜は京都で、
「ふとがみとふなと」のライブと書いてあります。
タイミングが合えば行こうと思っていたのですけど、
まあ、名古屋で観ようと思っています。
昨夜のライブハウスで、
新作「フナトベーカリー」初売りという、
何とも魅惑的な事柄が、
今日も隙があると思っているのでした。

夜は、映画鑑賞。
「クワイエットルームにようこそ」を再見。

それと、
「ヴァイブレータ」。
この映画がとても素敵でした。
ラストシーンの挿入歌、浜田真理子「あなたへ」が、
ぐっと胸に来て、少し落涙。
友人に、この映画が良かった、
と言うと、「エッチな映画だよな?」
と言います。
ぜんぜん。違う。
もの凄く、せつなくて、感動的でした。
寺島しのぶはあまり好きな女優ではなかったのですけど、
この映画で断然、好感が沸きました。
相手役は、田口トモロヲ。この俳優さんも、
すんごい良いです。
ストーリーもいいし、
ちょっとしたセリフ、
「さわりたい」と、寺島しのぶが言うのですけど、
それがエッチな感じじゃなくて、
なんというか、
存在不安を根源とした発言ですから、
人の寂しさが断然、勝っているのです。
勿論、セックスシーンもたくさんあるのですけど、
観てよかった映画でした。
「さわりたい」というセリフは、
今でも僕の胸に色を落として、
様々な色と形に変化しています。