kotoba日記                     小久保圭介

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風のこと

2011年06月06日 | 生活
村上春樹雑文集、
の中で、
カメ[ティだったかな、
違ってたらすいません、
引用があって、
「何でもないことだけを考えよう。風のことを考えよう」
という言葉が、
村上春樹はずっと頭の中に残っている、
と書いていました。
僕も、それをずっと頭に残してしまって、
風のことを最近は考えます。
冷房の風だったり、何でもかんでも、風のことを。
思えば、
村上春樹にとって、
風はとても重要なもので、
デビュー作も「風の歌を聴け」です。
「聴け」という命令形が当時は、
本当に意図的で、作為的で、
かっこいいなあ、と思いました。
オノヨーコも風について、
書いています。
風って、
確かに、
面白い。
通り道があって、
そこに立つと涼しいです。
暑くなってきたので、
風を探しているときが、
よくあります。
場所を少し移動するだけで、
風の道を見つけることができます。


昨日見た、梅棹さんの特番で、
荒俣宏が、右脳をこれからは、
使うことが大切、
みたいなことを言っていました。
ロジックではなく、
感覚、情感、夢などが、
これからの日本には必要であると。

こないだ、
左利きのニュースがあって、
僕は左利きで、
右脳が発達しているかも知れず、
つまりは感覚的な要素が強いと、
思うのです。
だからって、
僕が、
これからの
日本に必要とは思わないけど、
ちょっびっとだけ、
うれしかったかな。
でも、
左利きは左利きで、
大変で、
その具体例が書かれてあって、
僕も他のサイトで、
それを書いたけど、
ネガティブな感じになってしまったので、
消しました。
左利きは天才だとか、
あれは嘘だね。
だったら左利きの連中は、
みんな凄いやつになるはず。
でも、
きっとロジックより、
フィーリングっていうのは、
当たっているかもしれません。
すいません、って、
何で謝ってるんだろう。。わからん。

そうそう、今朝、
中沢新一の夢を見ました。
内容は忘れました。

労働後、
セザンヌ先生に会いにゆきました。
7月末で、店を閉めると言いました。
びっくりしたけれど、
そういう流れなので、あきらめます。
ずいぶん、通ったお店です。
20年も。
僕の作品を熱心に読んでくださったり、
買ってくれたり、
お世話になってばかり。
セザンヌ先生がいなかったら、
僕は今、どうなっていたかも、
判らないほどに、
良きアドバイザーでした。
「また7月に来ます」
と言って、帰りました。
20年のおつきあいなので、
連絡先を訊いておこうと思います。
セザンヌ先生、
どうも長い間、
本当にありがとうございました。
そして、店は閉じるけれど、
これからも、よろしくお願いします。