kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

45000人

2012年06月23日 | 生活
今日、
福島在住の詩人、
和合亮一の「詩ノ黙礼」を、
再読しました。
数日前に読んだ「詩の礫」は、
ツイッター形式、横書きの本でしたけれど、
「詩ノ黙礼」は、ツイッターを、
縦書きにしたものです。
僕は縦書きの方が、
断然良いと思いました。
二冊の本は、
ほぼ、同時期、
「詩ノ黙礼」は、2011年6月15日、
「詩の礫」は、2011年6月30日、
に出版されています。
重複していない、
ということは、
相当な量の言葉を、
詩人は書いているということです。

「詩の礫」の中の、
昨年3月23日のツイッターで、


余震はなこの辺の犬が全部吠えるんだ! いいか余震はなこの辺の犬が全部吠えるんだ!
いいかいいか余震はなこの辺の犬が全部吠えるんだ! 余震はなこの辺の犬が全部吠えるんだ! 余震はなこの辺の犬が全部吠えるんだ! いいか余震はなこの辺の犬が全部吠えるんだ! いいかいいか余震はなこの辺の犬が全部吠えるんだ!


という詩が、
とても良かったです。
和合亮一の詩は、技巧よりも、
直接な怒りの作品が、
本当に良いです。

「詩ノ黙礼」の方は、
ずっと落ち着いていて、
作品の完成度は、断然良いです。
去年、読んだはずなのに、
覚えているのは、わずかで、
再読というより、
初めて読んだように思えました。

ーーー

先週15日の金曜日は、
11000人だったのですけれど、
昨日、22日は、
45000人の人が、
官邸前に集まったようです。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする