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ボーカルとピアニカ、小物担当の、
渕上純子さん。
ウッドベース担当の、
船戸博史さん。
合わせて、
ふちがみとふなと。
会場は爆笑の渦でした。
坂田明でもそうでしたけれど、
ユーモアと真摯の両方をもつ
ふちがみとふなと。
そして高い音楽性も、
坂田明と同じです。
違うのは、
ふちがみとふなとには、
生活の言葉があるということ。
生活を歌うということ。
「ばんごはん、なにしよう」
と歌います。
Sさんが、
「きっと船戸さんのあの優しい感じがあってこそ、
渕上さんが活きるって気がするよ」
と後から言っていました。
フロントは、確かに渕上さんですけど、
それを支えるのは音楽的にはウッドベースであっても、
そうじゃない部分、
目に見えない愛のようなものが、
ずっとお二人を併走させているのでしょう。
どちらが欠けても、
凡庸な言い方ですけど、
駄目になってしまう貴重なバンドです。
今、日本の中で、
一番好きなバンドを、
今日も見ることができました。
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